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シャルル七世の伝記を読み始めました

中国在住のフォロワーさんに教えてもらった、フィリップ・コンタミーヌ教授のシャルル七世の論文が見れなかった(学籍を持ってない😭)代わりに、同著者の伝記『シャルル七世(Charles VII. Une vie, une politique)』を発見!

【追記】フィリップ・コンタミーヌ氏について。
百年戦争とジャンヌ・ダルク研究で有名なレジーヌ・ペルヌー教授の後継者とよばれる人物だそうで。しかし、ペルヌー氏の著書はいくつも日本で翻訳されているのに対し、コンタミーヌ氏の著書は2003年(20年前!)に1冊刊行されたきり。
残念ながら、日本ではあまり知名度がないみたいですが、2017年に刊行されたシャルル七世の伝記は、氏の集大成と呼ぶにふさわしい大作で高く評価されています。
(なお、2022年に他界されてます…)

20年前に翻訳された唯一の本『百年戦争』(白水社刊)は概要的な内容で、シャルル七世がメインという訳ではなく…

今回、フォロワーさんに紹介された論文も、たまたま見つけた伝記もすべてフランス語です。気軽には読めませんが、『トリスタン・ル・ルー』の時と同じく根性でどうにか!!

ひとまず、ブルゴーニュ無怖公の殺人事件までざっくり読了。

続きが気になりますが、自分の執筆が全然進まないので一旦中断。『7番目のシャルル、聖女と亡霊の声』、最新話のデュノワが大ピンチなのでね…😂
早く続きを書かなければ!



web小説『7番目のシャルル』シリーズ

シャルル七世が主人公の小説(少年期編青年期編)連載中。



自著の紹介

既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。

神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(上)

神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(下)


新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。

十九世紀の異端科学者はかく語る: ダーウィンの愛弟子ラボックの思想と哲学 -The Pleasures of Life-


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