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シャルル七世の快楽主義(plaisir/plaisirs)について(1)
カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。
あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。
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noteでは紹介を兼ねて、今日の更新分から一部引用します。
各時代の歴史家たちの「シャルル七世」観というべき印象について、長々と書いてきたが、共通する印象のひとつに「快楽にふける」というものがある。享楽的、快楽主義者だとも。
一般的に、この言葉からどんなイメージを思い浮かべるだろう?
シャルル七世の愛妾アニエス・ソレルの存在と重ね合わせて、肉欲的・性的快楽におぼれる、いかがわしい印象を思い浮かべる人もいるかもしれない。
なお、原語のフランス語は、plaisir/plaisirs(プレジール)。
『歴史家たちのポジショントーク』の引用文ではなんと15回も登場する。
シャルル七世は矛盾だらけ……、いわば多面的な顔を持っているが、快楽主義者というのは、間違いなくこの王を構成する要素のひとつだ。
しかし、「快楽にふける」という語感は、私がこれまで探求してきたシャルル七世の人格イメージとどうにも結びつかない。
一応、本編は完結済み。
今回は「あとがき代わりのトーク」のつもりですが、もしかしたら本編以上に重要な打ち明け話かもしれない。
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続きはカクヨムにて。
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新しく公開しました。あとがき代わりに…
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) May 7, 2024
✅シャルル七世の快楽主義について(1)
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自著の紹介
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
web小説『7番目のシャルル』シリーズ
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