![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114441105/rectangle_large_type_2_38694a2dc7b93de2e6e6f178cfc1c445.jpeg?width=1200)
デュマ初期の戯曲『シャルル七世とその重臣たち』第四幕まで
アレクサンドル・デュマが駆け出しの頃に発表した初期の戯曲(舞台用のシナリオ)『シャルル七世とその重臣たち』を翻訳してカクヨムで公開しています。
今夜は『第四幕 アニエス・ソレル』まで。
新しく公開しました
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) August 25, 2023
第四幕 アニエス・ソレル・3場 - 戯曲『シャルル七世とその重臣たち』 - カクヨム https://t.co/XFQ35o0pht
シャルル七世が親友のこと大好きすぎる「愛しのデュノワ!私の勇者デュノワ!」
なぜ8月20日から公開スタートしたかというと、作中でシャルル七世が初めて登場する日だから。
愛しのデュノワ! 私の勇者デュノワ!
こんな恥ずかしいセリフが出てきます。
デュマ先生の解釈でも、シャルル七世とデュノワは仲良し主従なんですね!
「かすり傷ですよ。石頭に生まれてラッキー(意訳)」というセリフもデュノワらしくて良き!
第四幕のあらすじはこんな感じです。
1場と2場、シャルル七世が鷹狩りをする。お気に入りのハヤブサの名前はコケットちゃん、女の子です。
3場、シャルル七世の親友登場。強火の友情🔥
4場、シャルル七世ついに覚醒。武装を整えながら本心を語り、サヴォワジー伯爵の任務が明かされる。リッシュモン大元帥のことが少しだけ…
5場から貴婦人ベランジェール(オペラ版の主役)がメイン。
6場と7場、祈りと呪いのはざまで、しだいに狂気に飲み込まれていく。中世ヨーロッパの貴族社会で不妊→離婚は破滅に等しい。
ブックマークやレビューなど、目に見える応援をいただけたらありがたいです。
はじめに(登場人物と、デュマ自身による序文とあらすじ)
第五幕
自著など
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボックのエッセイ『The Pleasures of Life』第一部を書籍化しました。
訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろしています。
最後までお読みいただきありがとうございます。「価値がある」「応援したい」「育てたい」と感じた場合はサポート(チップ)をお願いします。