慢性腰痛とyellow flag
慢性的な腰痛に悩む多くの方は「私の腰は悪い、脆い、腰を動かすのが怖い」と考え、動かすことを恐れ、私の腰痛は一生治らないと悲観します。
腰痛が将来どうなるか?の予測因子として最も強いものが「腰痛に対する患者の考え・信念」です。
例えば整体や治療院では基本的には徒手的介入がメインとなるでしょう。
その際に「硬いですね」というネガティブなフレーズを口にしていませんか?
この時点で患者はこのような認識を植え付けられる可能性があります。
慢性疼痛患者は基本的にyellow flagに該当する方が多いです。マッサージをやめることで体が硬くなり、症状が再発するのではないかというところ悲観的思考までに至るケースが通常でしょう。
この場合、腰痛改善を遅延させている原因は誰でしょうか?
それはセラピスト自身です。
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