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エクササイズ強度調整の教科書

運動指導者からよく聞かれるお悩みが「エクササイズの強度を現場で調整することが難しい」ということです。

筋力トレーニングであれば、重量の調整で強度を調整するといったことは容易でしょうが、ヨガやピラティスではそう簡単にいきません。

それはなぜか?

評価が欠けているからと言えばそれまでですが、今回はそこを省いてまずはエクササイズ強度だけに着目して深掘りしていきます。

明日から現場で使える内容ですので、ぜひご活用ください!

支持基底面

支持基底面が広い=安定する(難易度が下がる)
支持基底面が狭い=不安定(難易度が上がる)

現場指導で言えば、エクササイズ強度の調整も簡単です。

支持基底面が広い運動でクライアントにとっては簡単すぎる場合は支持基底面を狭くした運動に切り替える必要があるし、逆に支持基底面が狭い運動で難易度が高すぎる場合は、支持基底面を広くした運動に切り替えることでスムーズにフローが進みます。

そのエクササイズの目的は何なのか?

ここが明確であることが大前提ですので強度調整することで最良の効果を得られる選択を指導者は即時的に対応する習慣をつけていきましょう!

これは後述する肢位とも同様の考え方となりますので、そちらも合わせて感がてみてください。

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