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股関節伸展動作を深掘り

所謂「脚痩せ」にお悩みのクライアントさんは非常に多いですが、そのほとんどが「股関節伸展動作」に問題があることが多いです。

・股関節伸展可動域の低下
・股関節伸展時の代償動作
・股関節伸展時の筋動員パターン

上記が様々な原因から複合的に混ざり合い、股関節の伸展が円滑に遂行されることなく、歩行などのADLに影響を及ぼし、脚が太くなるといった結果が生まれます。



もちろん股関節伸展可動域に問題がある状態で、トレーニングを行うこともまた、狙った効果を出すことは難しく、余計な筋活動や代償動作を助長する結果となります。


股関節伸展制限があると、スクワットやランジ、ヒップスラストなどのエクササイズを行い、大臀筋の筋力や筋量が向上しようにも、その他の腰部や股関節屈筋群の代償を防ぐことは困難となり、脚痩せは難しいということです。



週に1回1時間のトレーニングで大臀筋に刺激を与えても、その他の日常生活の中で機能的に大臀筋が働く環境を生み出した方が、痛みや不調だけではなく、脚痩せなどボディメイク的観点からも有用ということを最初に言及しておきます。



というわけで今回は臨床上、頻繁に遭遇する「股関節伸展制限」を深掘りしていきましょう。

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