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後屈制限に対する評価とピラティス

現代人の日常生活において、どうしても前屈み(猫背のような)の姿勢が多くなる現状において、後屈動作を制限されている方が非常に多いです。

実際の現場指導でも後屈に制限がある方に非常に多く遭遇するのではないでしょうか?

矢状面の動作スクリーニングとして、後屈を評価することは私も多いのですが、やはり後屈制限があり、椎間関節を圧迫した動作パターンの人がほとんどで後屈時に腰部に痛みを訴える方が多いです。

後屈動作を言語化すると、抗重力伸展運動です。

つまり後屈動作の制限除去は、その後のエクササイズプログラムを円滑に進めるために非常に重要な要素であり、特にストレングストレーニングなどの筋力向上やアスリートのパフォーマンス向上を目指す際に備わっていてほしい土台となる身体機能となりますので、早期に評価・改善しておきたい動作となります。

ピラティススタジオであれば、基礎的な身体制御性の改善・向上が最も求められるところであり、ピラティスの得意な範囲ですので、現場でうまく評価や指導ができていないなという方にとっては、非常に有益なコラムとなるはずです。


では「後屈」と聞いて、何を改善したら良いのか?
パッと言語化することはできますでしょうか?

後屈で各関節や部位がどう動くのか?言語化できなければ、原因組織を推論することが不可能ですので、今回のコラムで丸暗記し、そのまま現場で活かしていきましょう!


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