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齋藤屋オンラインショップをオープンした理由

先月2月12日(金)の午後、私が運営する初めてのオンラインショップ、「齋藤屋」をオープンしました。昨年後半から考えてきた自分で運営するショップ、ようやく2月に入ってオープンすることができました。(翌日13日の夜中に大きな地震がきたことで、翌日からほぼストップしてしまいましたが。。。)


福島県の美味しいもの、素敵なもの、応援したい人のもの、を集めたい

福島県で生活をしていて思うことは、地域の美味しいものがあり、素敵なものがあり、それらを日々作っている人達がいる。福島県内の人だけでなく、全国の人に知ってもらいたい、応援したい人のものを届けたい、そのような商品を私が選んで集まったオンラインショップがあったらいいなという思いが強くなったのは昨年になってからでした。

各地の道の駅には、地域のものが集まっています。足を運ぶことができれば、手にとって選ぶことができます。新型コロナウイルスの影響で、足を運ぶということがしづらい世の中に一気になってしまいました。私ができることは、地域で販売させていただける商品を集めることでした。


自社での運営管理が難しい・・・の声

以前から定期的にオンラインショップを作りたいという方と昨年の秋頃に話す機会があり、聞いた声が、「自分達で運営するには、体制がなかなか作れない。いまでもギリギリの人数でやっている中で、オンラインショップという新しいものに取り組んでいくのは、まだまだ時間がかかる。」というものでした。

この方の会社が販売している商品は、自社でオンラインショップを作成し、決済方法でクレジットカード決済の導入など行えば、間違いなく販売できるだろうというのは予想できます。しかし、そういった会社でも自社での導入が難しいというのが現実でした。

それまで、オンラインショップをオープンするのをどうしようか悩んでいたのですが、その話で一気に進めるようになったのです。(ちなみに、その会社さんの商品は齋藤屋で販売していません。)


各社オンラインショップでかかる送料、一つにまとめられたら便利ではないか?

自社のオンラインショップは、当たり前の話ですが、自社の商品が販売されています。管理が自分達で行えるので、在庫管理、季節限定品、数量限定品、企画商品、など自由にリアルタイムに販売することができます。大きなメリットです。

ショップによっては、他社の商品や他社とのコラボ商品など、自社の商品ではない商品を取り扱っているところもありますが、ほとんどが自社商品のみを販売していることがほとんどでしょう。

地域の商品をいろいろ買いたいと思ったときに、各社のオンラインショップで購入することになるため、それぞれ送料がかかるようになります。もちろん、訪れる交通費などを考えれば、各社で購入した方がお得でしょう。ただ、一度の送料でいろいろ福島県の地域の商品が購入できると、購入する方には便利ではないだろうかと考えました。


齋藤という「個」を通して知るお店と商品

SNSが普及し、「個」の時代に向かっている。というのは、もう何年も言い続けていることです。2021年、その方向性はますます強まっていることでしょう。現在は、SNSのTwitter、Instagram、Facebook、だけでなく、YouTubeでの個人チャンネルも多く開設されるようになりました。芸能人がここまで参加してくるとは予想していませんでしたが。

引き続き「個」の時代で、さらに強くなっていくと思います。あのお店にあの人がいるから会いに行く。そのリアルなお店と同じように、インターネット上でも起きています。私をインターネット上で知ってくれている人が、「齋藤屋」にさらっと足を運んでもらって、お店や商品について、私の「個」を通して知ってもらえると嬉しいと思っています。

各商品詳細ページには、各社のホームページなどのリンクを貼っているので、そこからさらにお店を知ってもらい、商品を知ってもらい、お店に足を運んでもらえると嬉しい。実際に私のショップで購入するより、実際に訪れた方がお得だし、オンラインショップをされているお店もお得です。私のショップと比較すると私の方が割高になります。私のゴールは、販売ではなく、知ってもらって商品が一人でも多くの方に何度も届く、ことです。


ITコンサルタントの経験、データを生かす

ホームページやオンラインショップの立ち上げや運営管理など、ITコンサルタントの端くれとして、福島県内の企業に提供しています。クライアントのホームページからオンラインショップなど、すべてアクセス数や販売数などのデータを確認しています。

その経験から、コンバージョン率(ウェブサイトを訪れたユーザーのうち、コンバージョン(サイトでの成果)に至ったのがどのくらいの割合かを示す指標)を確認しています。どのくらいのアクセスがあれば、1件の注文が入るのか、その平均値を持っています。

また、データを確認する方法を知っているため、「齋藤屋」に掲載している商品がどのくらいアクセスされ何件注文が入ったのか、その数値を掲載させていただいている企業に報告することができます。このデータから、自社でのオンラインショップ開設するときのヒントになったり、開設するキッカケになってもらえればと考えています。


まだまだ「齋藤屋」を始めた理由はありますが、書き始めて結構時間が経ったので、今回はこのくらいにします。また、定期的に始めた理由、そして、始めてから気付いたこと、課題、良かったこと、など書いていければと思います。

よろしければ、時々、齋藤屋を覗きにきていただけると嬉しいです。定期的に応援したい人の商品を増やしていく予定です。


最後までお読みいただきありがとうございます!いただいたサポートは、地元福島のために使わせていただきます。