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やじろべえ、天秤、どちらが先か

おもちゃにやじろべえと言うのがあるが、あれは天秤にすごく似ている。やじろべえは、天秤からつくったのだろうか。それともその反対だろうか。

やじろべえと天秤について調べてみた。ふむふむふむ。

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天秤の発祥

てこの原理をもちいた「天秤」は、エジプトの古代文書「死者の書」にも描かれ、その起源は紀元前5000 年より前と考えられている。

天秤についてはすぐわかった。
紀元前5000年より前とはなんと昔か。

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https://kawasekouki.co.jp/history.html

やじろべえの発祥

ヤジロベエとは、日本の伝統的な玩具。人の形をしていて、胴の先が細くなっており、左右に伸びた手の先についている重りでバランスをとる。釣合人形ともいう。英語でいうバランストイに分類され、バランストイのことをヤジロベエということも多い。

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http://www.zd.ztv.ne.jp/masayon7wwx/balancebird..html

日本の伝統玩具で江戸時代の享保年間の浮世絵にも描かれている。 広辞苑などに紹介されている説では、振り分け荷物を棒の先に吊るして肩に担いで運ぶ弥次郎兵衛(東海道中膝栗毛の登場人物)に由来するという。 また、一説には与二郎という名の門付が笠の上で舞うヤジロベエを披露しながら行脚していたことに由来するという。

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https://kotobank.jp/word/弥次郎兵衛-648290

物理学の重心安定の理を応用した科学玩具(がんぐ)。横棒の両端に重りを取り付けて左右を平均させ、棒の中心に人形をつけて、指で揺らしても倒れないようにつくったもの。江戸時代から与次郎人形、与次郎兵衛、つり合い人形、弥次郎兵衛、笠(かさ)人形、水くみ人形、豆蔵などさまざまな名でよばれ、享保(きょうほう)年間(1716~36)のころの浮世絵にもすでに登場している。名称の語源は、与次郎という非人が、門付(かどづけ)に笠の上でこれを舞わしたことがおこりという。また、直立しようとしている姿から「正直正兵衛」ともよばれた。1810年(文化7)刊の『飛鳥(あすか)川』(柴村盛方(しばむらもりかた)著)には、「昔与次郎兵衛とて、人形を竹の先に付(つけ)くるくると廻(まは)し、与次郎こいやれたゝきこいやれとて、物貰(ものもらひ)たるが今は見へず」と、門付に用いられたことを記している。また1853年(嘉永6)刊の『近世商売尽(づくし)狂歌合(うたあわせ)』(瀬川如皐(せがわじょこう)著)には、「是(これ)は旧来よりの与次郎兵衛といふ人形なり、指の先へ此(この)人形を立て『としはとつてもマダマダ大丈夫シャントコイシャントコイシャントコイ』」と、その振売り行商風景を伝えていて、当時子供の玩具として親しまれていたことを示している。ときには、大人が酒席の遊びにも用いた。横棒を両手に見立て、人形の上部でT字形にしたものと、下部の裾(すそ)あたりにさしたものとがある。現在もさまざまに応用され、高松の運動人形(香川県)などの郷土玩具もある。

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https://www.galiton.co.jp/fs/toys/wgw473

ということで、てんびんの方がだいぶ先だということ。

絵でも、文章でも、作品に残しておくと、いつか誰かのためになるんだなぁ。

不思議がたくさん.
一つずつでも、「?」「おもしろいな」「不思議だな」って思う事について、
考えて、
調べて、聞いて、
見て、触って、試して、自分の考えを書いてみる.

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更新履歴

20210311 初版投稿

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