マガジンのカバー画像

IMAKIRIエッセイ ~いまどきのキリスト者の静かな日常

1,133
IMAKIRI〈いまどきのキリスト者〉である私の暮らしをのんびり発信しています。日々の出来事や思うこと、猫との生活、料理やガーデニングなど。ときには聖書の話も。空はいつも美しく、… もっと読む
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

ある日の猫*半分あけている

寒いけどきれいに晴れた月曜日0226

 今日の横浜は気持ちよく晴れているけれど、冷たい風がとても強く吹いていて、寒いです。  北海道に住んでいたころ、晴れた冬の日に雪原を渡って吹いてくる風がこんな感じでした。  今月分の仕事の納品はすでに終わっているので、今日は少しのんびり過ごしています。茶白の子の闘病から始まった2月、そこから看取り、火葬、そして仕事の追い上げと走り続けてきました。  あとは、お世話になった動物病院へご挨拶に伺えばひと段落。その前に、「いったん休んで心身を整えなさい」と、神さまが与えてくださっ

ある日の庭*はなむけ

 ひさしぶりに晴れた今日、庭に出て花の写真を撮りました。  茶白の子を火葬で送ったのはおよそ2週間前。そのときに手向けた花々がまだ咲いています。  この世でのつとめを終えて、天にかえっていく魂へ、その旅立ちを飾るはなむけのつもりで手向けました。  さよならではなく、「またね」と声をかけて。  いろいろな花をちょっとずつ、色とりどりに敷き詰めると、花畑ですやすや眠っているようでした。  出窓からいつも眺めていたわが家の花に囲まれて、旅立っていきました。  必ずまた会えるから、

ある日の猫*癒やしの眠り

春めく雨の月曜日0219

 今日の横浜は雨模様。でも気温は低くなく、春の気配を感じる日でした。  静かな祈りのような雨音を聞きつつ、私は仕事の執筆をしておりました。  一週間と少し前、茶白の子の火葬のときには、夫が庭に咲いている花をたくさん摘んできて、周りに敷き詰めてあげました。あえて写真は撮らず、記憶の中だけにとどめています。これから先、毎年この季節になると思い出すかもしれません。  思い出せるのは幸いなこと。  いまも毎日、家の中で茶白の子がいたときのことを思い出し、「幸せをありがとう」という気

いま借りている本、と猫。オグ・マンディーノ『ことばの魔術師からの贈り物』、エックハルト・トール『ニュー・アース』、小澤竹俊『「死ぬとき幸福な人」に共通する7つのこと』『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』。夫が図書館から帰宅すると、今日はサビの子がテーブルの上でお出迎え

今日からレント ~灰の水曜日

 2024年のレント(受難節、四旬節)は今日から始まります。レントはイエス・キリストのご受難を思って節制をする期間。初日の今日は灰の水曜日とも呼ばれます。  例年わが家では、レントの期間の毎金曜日に鳥獣の肉を避けるプチ・ファスティングをしています。でも、今年は茶白の子を見送ったばかりなので、その喪失感に向き合ってすごすことがレントの期間の祈りになると考え、金曜のファスティングはしないことにしました。  いまは生活と仕事に必要な最低限のことをするのが精いっぱいで、金曜の特別メ

静かに晴れた月曜日0212

 茶白の子の火葬を無事に終え、静かな時間をすごしています。夫と一緒に過去の写真をふり返ったり、思い出話をしたり。  振替休日とあって、外も静かで穏やかな日。私たちにとっては通院に看病にと力を振り絞った2週間でしたから、今日は緊張をとき、お互いをねぎらいながら休養をとっています。  サビの子がいままでに増して私にべったりくっついてくるので、さみしがらせないようなるべく受け止めるようにしています。もしかすると、サビの子のほうが私をなぐさめてくれているのかもしれませんが。  

今日の早朝、茶白の子が天に召されました 夫と一緒に見守る中で、静かに息を引き取りました なるべく苦痛を減らし、穏やかに旅立たせてあげたいという私たちの願いを、全力で叶えてくれたようでした。お茶目で、愛らしく、優しくて、勇気のある強い子でした 天国でまた会える日を楽しみにしています

写真は本日の2匹 リビングのソファが茶白の子の闘病ベッドと化していますが、サビの子と一緒に快適に過ごしてくれるならOK!(たまに人間も入れてもらいます) 今日の茶白の子は写真の体勢でサビの子をふみふみし、のどをゴロゴロ鳴らしていました。 いまこの瞬間が与えられていることに感謝です

雪が積もった月曜日0205

 横浜では昼過ぎから雨が雪にかわり、夕暮れ時にはマンションンの中庭が真っ白になりました。わが家の庭の花たちも雪化粧をしています。  茶白の子が通院し始めて1週間がたちました。今日は血液検査で再度数値をはかっていただき、結果は横ばい。改善はしていませんでしたが、私としては悪化していなくて良かったと思っています。  サビの子の横でまったりできる時間をもう少し延ばしてあげられたなら、幸い。ただ、私たちが延ばしてあげるというよりは、茶白の子のほうが私たちのために、この世で一緒にすご

写真は今日の2匹 茶白の子は病院から帰宅後、サビの子の横ですやすや 私は英語の讃美歌CDを聴きながら、猫たちがいるソファの横でパソコン作業をしています。彼らより先に私がバテないよう、自分自身をケアすることが大事ですね 明日のことは思い悩まず、いま与えられている安らぎを大切にします

連日の動物病院通いで私が疲れているため、今日のお昼ごはんは夫が初挑戦で納豆パスタをつくってくれました。感謝です…。 おいしかったです!

フランシスコ教皇の2月の祈りの意向に励まされました

 今日の「今朝の祈り」オフィシャルさんの記事で、2月のフランシスコ教皇の祈りの意向を知りました。教えていただき、ありがとうございます!  私自身はプロテスタントのクリスチャンなので詳しくないのですが、カトリックでは、毎月「教皇の祈りの意向」が示されて、それに基づいて教会全体が日々祈るようにすすめられているそうです。  今月の祈りのテーマは、「終末期医療」のために。  具体的には次のように祈るよう示されています。   下記のバチカン・ニュースのサイトではさらに、フランシスコ