【詩】夏が終わる。~閲覧注意!Twitterで書いた死にたくなる夏の詩5選~ 17 蜃気羊 2021年8月16日 19:06 星の砂をかき集めて。なんて、言えない昼間の砂浜は白く熱くて。あなたと足跡つけて、遊びましょう。あの人との時を潮風に流して。白波入道雲色褪せた灯台白の絵の具みたい。溶けるように甘く。波はチョコレートみたいに浜を濡らす。あなたと今をフィルム色に淡くしよう。#詩 #ポエム— 蜃気羊 (@shinkiyoh) July 14, 2020 夕闇の世界が一人を辛くする。日が落ちても心は暑く、頭はくらくらする。この街に逃げ場はないから、煙草を吸う回数が増える。なぜ考えることができないのか、考えることができないから、世界の終わりを期待する。でも、世界は終わらないから、夢ばかり考えることにした。#詩 #ポエム— 蜃気羊 (@shinkiyoh) August 8, 2020 輝きを失った流星のように、雨に打たれたビル街が、アスファルトに流れてしまいそう。自分のみすぼらしさが、街の中では小さくて、横断歩道の真ん中で立ち止まりたい。夏が泣いた水たまりが、秋風を連れてきて、何も出来ない夏を振り返させる。急にあなたの行方が知りたくなった。#詩— 蜃気羊 (@shinkiyoh) September 3, 2020 言葉が空中分解し、世界が真っ二つになり、スイカが赤いように、言葉も赤くなるだろう。誰かを意識した瞬間、すべての魔法は溶けていき、果てしない旅がしたくて、昼寝で白昼夢ばかり見る。もし、忙しさがなくなり、気だるさもなくなれば、明日の朝、一番列車に乗ろうとしないだろう。#詩— 蜃気羊 (@shinkiyoh) August 23, 2020 海が見たくなって、君と久々のドライブ。浜辺は人がまばらで、夏の終わりを感じた。何故か会話が弾まず、妙に冷めた空気が車内に流れる。別に何かあったわけではないけど、時間が経つのが遅い。無限に会話が終わらなかった日が懐かしくなった。このまま秋になってしまえばいいと思った。#詩— 蜃気羊 (@shinkiyoh) August 23, 2020 最新の詩はTwitterで公開しています。こちらをタップしてね→Twitter_蜃気羊もしよければ、閲覧、スキ、いいね、フォローしていただき、蜃気羊と愉快な羊たちの一員になろう! ダウンロード copy この記事が参加している募集 #私の作品紹介 105,029件 #小説 #詩 #ポエム #私の作品紹介 17 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート