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中学受験マラソンを完走するコツ

中学受験は「親が伴走するマラソン」に例えられます。低学年のウォーミングアップを経て、新4年生2月にスタートの号砲が鳴ります。4年生のうちはまだ余裕があるので、立ち位置(偏差値)を上げられる可能性も高いでしょう

5年生になると、学習のギアがシフトアップし、徐々に集団から振り落とされます。国語では、直感で解いていた子供から脱落するように、テスト問題が作られるのです。そして、6年生はトップギアで1年間を駆け抜けるため、体力も求められます

普通の子供ほど、スタートで出遅れないことが重要です前回(「夏期講習の成果は9月にはでない」のか?)も述べたとおり、前を走る集団に、それ以上のスピードを出して追いつく(偏差値を上げる)のは、想像以上に難しいことです。マラソンのように、一定のリズムで最後まで駆け抜けるのが、無理のない中学受験になるでしょう

したがって、できれば4年生のうちに、それぞれのマイペースを見つけてください。ルーティーンができれば、勉強に感じる苦痛も少なくなります。計算と漢字は毎日取り組むなど、上位層の子供ほど、地道な勉強の習慣が身についています
「ゴールデンエイジに基礎学力を」をご参照ください。)


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