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【お題拝借】素直になれない(31歳・会社員)

福岡市にお住まいの31歳の会社員Yさんから頂いたお題を紹介します。

福岡天神の屋台でお題拝借

私は、肝心な時に素直になれなくて、その度に後悔しています。

31歳・会社員Yさん

そこで今回は、Yさんから頂いたお題「素直さ」を拝借して、「素直さ」を「未来を輝かせるツール」に変えたいと思います。

【私ならこう考える】

これまで、万に近い数の「人を面接」し、「人事評価をする」、という仕事を通じて、私自身多くのことを学ばせてもらいましたが、もし、“成長する人”に共通する資質を1つ挙げろと云われたら、私は迷わず「素直さ」を挙げます。

この資質なくして成長することは出来ないし、この資質は、人の持っている全て資質の入り口にあり、その人の人格、能力及び運命をも左右するからです。

一方、「素直さ」という資質を気づき活かして、自身の向上心に繋げる人と、ただただ従順なイエスマンに成り下がってしまう人とがいるため、その2つが混同されて、判断ミスを招くというケースも現場で多々見てきました。

「素直さ」は家庭でも重要

例えば、「素直さ」が単独で持つ価値の大きさを充分認識できていない採用担当者は、面接時のファースト・インプレッションにより、「素直」⇒「イエスマン」=「自分の考えを持たない」=「価値を生まない人材」といった一直線の思考回路にはまり、誤った人材を選別してしまう危険が間々あります。

また、未熟な管理職は、部下の「素直さ」を「従順さ」と履き違え、「素直さ」⇒「従順で可愛い部下」=「言われたことだけやれ」「素直でない」⇒「反抗的」=「遠ざける」といった好き嫌いの罠にはまり、部下を成長させ創造性を発揮させる、という管理職としての最大の任務を放棄してしまう危険が間々あります。 
これは家族においても同様です。

全ての夢の入口は「素直さ」

「素直になれる安心な場づくり」に心掛け、成長する姿勢を尊重し合い、そこからお互いの信頼感を醸成していくことが肝要であると考えます。

私は、全ての夢の入り口は「素直さ」だと思います。
ひょっとしたら自分の夢の実現にとって貴重なアドバイスや貴重なチャンスを、ちっぽけなプライドや意地や思い込みで、ドブに捨てている人がなんと多いことか。

私自身も過去を振り返り、思い当たることが多々あります。

例えば、もしアナタの夢が「幸せな家庭を築きたい」だったら、目の前のちっぽけな意地を捨てて、家族と「素直に」向き合い、心の汗かきながら、いっしょうけんめい会話することをお勧めします。

アナタの輝く未来のために!

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