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【キャリア相談】 社員から一目置かれるトップ(48歳・会社社長)

小金井市にお住いの48歳の会社社長Nさんから頂いた相談を紹介します。

初の屋外。西武多摩川線 新小金井駅 近く「野川公園」の桜の下でキャリア相談を頂戴。
野川公園 近くの セブンイレブン で購入した お酒 で2時間、お話しました。


散り際の の下 の チューリップ が綺麗でした。
チューリップの歌のとおり赤白黄色が見事でした。

トップにはどんなタイプのトップが望ましいのか?
一概に言えないと思いますが、現在注目しているトップの方っていますか?参考にさせて頂きたいと思います。

48歳・会社社長Nさん

そこで今回は、Nさんのキャリア相談「現在注目しているトップの方」を頂戴して、現在私が注目している「社員から一目置かれるトップ」を「楽しみに変えるチャンス」にしたいと思います。

【私ならこうする】

「社員から一目置かれるトップ」として私が今一番注目している人は、
マイクロソフトCEOサティア・ナデラ氏です。
ご存じの方も多いと思いますが、彼の経歴を簡単に紹介しますと、
ナデラ氏はインド人で、2014年2月にビル・ゲイツ、スティーブ・バルマーに次ぎ三代目マイクロソフトCEOに就任し、
傾きかけたマイクロソフト社の業績を立て直した人物です。
 
私が接したマイクロソフトの社員で
ナデラ氏のことを悪く言う人はいません。
社員の皆さんが彼について異口同音に口にするのは、
・リーダーシップの有る人
・有言実行の人
・誠実な人
というコメントです。

ナデラ氏がやっていること

ナデラ氏がCEO就任と同時に着手したのは次の2つです。
1つ目は、企業文化の改革です。
彼が大事にしている「他者への思いやり」「共感」と言うマインドを
マイクロソフトに根付かせるために
CEOのナデラ氏はCCO(チーフ・カルチャー・オフィサー)を兼任し、
企業文化改革の先頭に立ちました。
 
2つ目は、人事評価制度の改革です。
ナデラ氏は新たな企業文化を社員の行動レベルに根付かせるために
社員間に軋轢を生み出していた競争優先の評価制度を改め、
次の3点に焦点を当てた評価制度に変更しました。
 
①    自ら率先してリーダーシップを発揮する人
②    他者の為に貢献する人
    ①②の結果、周りの人達から協力を得られている人

アドラーの「共同体感覚」

(ナデラ氏に聞いたことが無いので)事実は分かりませんが、
私は彼の経営哲学の根底に心理学者アドラーの「共同体感覚」が有ると
思っています。
 
アドラーは
人生で充実感を得る為に必要なことは共同体感覚を持つことである
と繰り返し述べました。
アドラーは言います。
社会の中で自分の居場所が無いことは大変つらいことです。
しかし泣き言を言っても誰も助けてくれません。
ではどうすれば良いのか?
自ら居場所を作るのです。
その為には、
まず自ら「他者の為に貢献する」ことから始めなくてはなりません。
その結果、
他者から感謝され
そして他者からお返しとして協力が得られ
社会の中に自分の居場所が作られていくのです。
 
どうでしょうか?
私はナデラ氏の信念をこう考えました。
・全ての社員が主役として活躍し、全ての社員に充実感を持って欲しい。
・そのために、全ての社員に自分が活躍できる居場所を社内に作って欲しい。
 
 「社員から一目置かれるトップ」として、
ナデラ氏のことを少々熱く語ってしまいましたが、
何かの参考になれば幸いです。
 
アナタの輝く未来のために!




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