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「自己肯定感」について考えてみた。

昨日、仕事関係の知人が

「自分は自己肯定感が低いと言われます。」

と言ったので、私は意外だった。

確かにその知人の外見は”自信満々”には見えないが、さほど自己肯定感というやつが低いという印象を受けたことがないからだ。

私はその知人に

「意外なこと言うね。」

と正直に伝えた。

さて、私はと言うとある人にとっては「自己肯定感高く」ある人にとっては「自己肯定感低く」映るらしい。そもそも、自己肯定感とは何を指すのでしょう?とあるWEBコラムから引用すると

自己肯定感とは、その言葉の通り「ありのままの自分を肯定する感覚」のことです。 他者と比較することなく、自分自身が「今の自分」を認め尊重することで生まれる感覚であり、物事を前に進めるための原動力となります。

とある、続けて「自己肯定感の高い人の行動特徴」について書かれていたのだけど、どうやら私の素行(?)は「高い方」の特徴に近い感じがする。

でも私自身感じているのは、「自己肯定感は高め」かも知れないけど、「自己評価を高め」にすると、あまり良くないのではないか?という気持ちが常にあるということだ。

この感覚というか気持ちは、おそらく明治生まれの祖父の言葉

「十(とう)で神童、十五で才子(さいし)、末は学者か大臣、二十(はたち)過ぎればタダの人」

に起因するのではないかと自分なりに推察している。

おそらく、孫の私を猫可愛がりする祖母を見ていて、孫の成長過程における行末を心配したのだろう。

この祖父なりの教育というか戒めが、現在の私に及ぼしている影響が「いいもの」なのか「悪いもの」なのか、いまだに判断がつかない。

ただ、祖父の教えによりどんなに幸運に恵まれようとも「傲慢な生き方」をするような人間にだけはならないように、祖父亡きあとも自分自身を戒めるのが常となったのは、悪いことではないと感じている。

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