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旅の記憶 〜浜松秋葉神社さん上社へ〜 ③


前回の続きです。

ここまでの道のりは①、②、を読んでみてください♪






浜松秋葉神社さん上社の駐車場は、ここまでの細く怪しい雰囲気の山道が嘘のように明るく広々としており、

まだ早い時間だというのにそこそこの数の車が停まっていました。


駐車場からすぐに、大きな鳥居があり、その門の両サイドには狼のような青銅の狛犬が鎮座していました。


昨年、私の26歳の誕生日に母と千葉の三峰神社さんに参拝させていただいたことが思い出されます……。

三峰神社さんには、

「日本武尊(やまとたけるのみこと)が霧の道に迷った時、オオカミが現れ、そのオオカミの後をついていくと霧は晴れ、三峰の山へたどり着いた」

というお話が残っているそうです。
そして、三峰の神の使い・ご眷属様(ごけんぞくさま)としてオオカミ(お犬様)が三峰神社さんには鎮座していました。


そんなことを思い出しながら……


「オオカミ(お犬様)という存在は、神様のもとへ道案内をしてくれる存在なのかもしれないなあ……」と思い、


秋葉神社さんの鳥居の前で一礼し、中へと足を踏み入れました。





すると、そこからは何段もの階段が待ち受けていました。

この石段は「秋葉坂(あきはざか)」と言うそうです。


秋葉坂の両脇には常夜灯が並んでいます。
この灯篭は「秋葉灯篭(あきはとうろう)」と呼ばれ、
私の住んでいるところでも形は少しちがいますが、よく目にします。(小学生の頃、授業で習ったことを思い出しました)

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……車でもかなり山を登ってきたと思っていましたが、ここからさらにまた登っていくなんて……!

息を切らしながら秋葉坂を登っていきます。


でも、
この「息を切らしながら階段を登っていく」ことによって、普段より深く、多く呼吸をします。

息を深く吐いて吸うごとに、
秋葉神社さんのパワーや、
新鮮な山の空気のパワーがたくさん体内に入ってくるようで、
心が明るく澄み渡っていきます。



快晴の空がどんどん近くなっていくようでした。




◆④へつづく♪










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