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新陰流品川道場のnoteをはじめました!

新陰流品川道場とは?

新陰流(しんかげりゅう)は、室町時代に剣聖ともいわれた上泉伊勢守信綱(かみいずみいせのかみのぶつな)によって創始された日本の伝統的な剣術です。映画や小説、ゲームでも登場したりするので、名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。

新陰流品川道場は、東京の品川・戸越・大森周辺で稽古を行なっている剣術道場です。あまり武道に馴染みのない方にも魅力を知ってもらいたいと思い、noteを始めてみました!

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この記事を書いている人はどんな人?

いまこの記事を書いている会員Kは、意外かもしれませんが...普段はWebベンチャーで働いています。ちなみに最近プログラミングも始めました。

スポーツ・武道歴は学校の体育以外にはありませんが、新陰流をはじめてそろそろ5年目に入ろうとしています。子供の頃は体育が苦手だったので、自分でもこんなに長く続けられるとは思いませんでした。執筆が軌道に乗ってきたらリレーブログのようになるかもしれません。

新陰流をはじめたきっかけは?

当時無理なウェイトトレーニングで肘を痛めてしまい、何か他に体の動かし方はないかと思い、いろいろな武道の道場を見始めたのがきっかけです。
近所にあったこと、見学に行ったとき見た技がダイナミックできれいだなぁ、と感じたので始めてみることにしました。

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あとで知りましたが、新陰流の動きの原理は「転(まろばし)」といい、「状況に応じて相手の動きを自在に引き出しつつ勝つ」というものだそうです。現代のビジネスにも活きそうな教えですね。

新陰流の稽古の様子って?

映画の剣道道場によく出てくる、竹刀や木刀で激しく打ち込みあっているイメージからすると、少し驚かれるかもしれません。新陰流は武道なのであくまで気迫は必要ですし、勝つ形勢を作ることは大事ですが、相手を力任せに叩いたりすることはありません。

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韜(ふくろしない)という、安全のため革でカバーをした竹刀を用い、マンツーマンで形稽古形式をとりながら体の動きをしっかり作っていきます。ただ反射神経のいい人が勝つスポーツではなく、地道に多彩な技を理解していくことによって、誰でも姿勢や体さばきが改善されていくと思います。

また制剛流抜刀術という居合や杖術をあわせて学ぶこともできます。

この辺はまた別の記事にて!

やってみてよかったことは?

会員Kの個人的な見解ですが、始めてからの5年間で生活に良い影響があったなと感じるポイントをいくつか挙げてみます。

・ジムのように純粋に運動をしに行くというよりは、新たなコミュニティに参加する側面があります。古流剣術の道場なので、流祖の技、つまり一つの日本文化を正確に継いでいくというミッションもあるのが特徴です。

・仮想ではあっても戦場の勝負なので、タイミングなど「正しく判断をして自分で動く」マインドがついたように思います。仕事でも「自分が判断するなら?」という主体的な気持ちが強くなったかもしれません。

・最近初歩的な技をお伝えするケースも出てきたのですが、自分も完璧ではない中、どんな伝え方がいいか、タイミングをどうするかなど相手のことを考えることが多くなりました。仕事でも意識したいポイントがたくさんあり、うまくいかないながらも毎回勉強になっています。

・Web系の仕事だと同じ姿勢が続くのですが、韜(ふくろしない)を頭上に上げる運動が週1回習慣になるので、最近は肩凝りがありません!

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時には稽古場近所のカフェで打ち合わせも・・・。

ぜひ見学に来てみてください!

新陰流はあまり馴染みがない武道だと思いますが、生活そのものも変えていけるいい趣味ですし、面白い日本文化との接点だと思います。道場の雰囲気もフラットで話しやすいので、ご興味持たれましたらお気軽に見学にお越しください。

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