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正義とは

現在世界情勢的に怪しい雲行きが漂い、コロナ騒動すらも上塗りされてしまったように思います。

人権問題や領土問題、そして香港やウイグルの人権問題。

いったい正義とはなにか?

と思うことが多い日々です。


今回は正義について自分がよく思うことを書いてみます。


■正義というポジション。

まず前提として人は『正義、善』でありたいという本能があります。

自分のことを心底嫌いでは生きていけないからでしょう。


そして、自分の正義に反するものを『悪』と位置します。

これも反対勢力を排除したいという種の保存に対する本能だと思います。


では自然界に置き換えてちょっとした例え話をしてみます。イメージしながら見てみてください。


■肉食獣は『悪』か?

ここはアフリカのサバンナ。草むらに隠れていたチーターが数百頭の鹿の群れに襲いかかり、逃げ遅れた小さな子鹿が獲物に・・・。

逃げ惑う鹿を背に、捕らえた子鹿を引きずっていくチーター。

その映像をみたら、かわいそう・・・という気持ちになります

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しかし、そのチーターが鹿を持ち帰った先には飢えた子供のチーターがいたらどうでしょう?少し見え方が違って見えてきませんか?

チーターは子供を守るために狩りをしているんだ という事実が見えると、同じ映像を見ても感じ方は異なると思います。

さらに、チーター時速100キロを超えて走ることで有名ですが、一度に走れるのはたった20秒ほど。一日に走れる回数は制限があります。

そして、狩りに成功したとしても心拍数を正常に戻すのには15分から30分ほど掛かるため、餌にありつくのはその後・・・。

一度の狩りもまさに命がけなのです。

そして意外にも臆病な性格なため、自分より大きな動物は怖がるようです。

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■正義は変化する。


今のお話で、チーターの視点で物事を見ると、真実と思っていたことが変わること。そして、チーターのことを多少でも知れば『見え方』が変わる感覚があったかと思います。

『チーターにはチーターの事情があるんだな・・・』

コレと同じことが正義の話でもあると思います。

ある事情ではこれが正義。ある事情ではあれが悪と。

あの国の人は悪い。だから攻撃されて当然!とか、自分たちは正義の行いをしているとか、それぞれの意見はありますが、絶対的な正義は存在しません。

少し飛躍しますが、戦時中においては敵兵を殺害することも母国を守るための正義だったりしたわけです。

■まとめ

正義というのは立場、時代、状況、思想で変わります。

だからこそ何かを見て、悪だ!!と思ってしまいそうなときは、チーターの話を思い出して、すこしだけ相手を知る努力が必要なのかもしれません。

自分は正義!という盲目状態では、争いに発展するばかりです。

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これからもこれまでの日常で触れなかったような衝撃的なニュースが多くなることが予測されます。

そのときに、入ってきたニュースにショックや怒りで目を覆わずに自分の指で検索したり、本を読んだりしていただければ本当の問題が見えてくると思います。

テレビのニュースが真実ではありません。

心穏やかにこの時代を乗り越えましょう。


※テレビニュースについての記事はコチラ

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