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自粛生活も悪くない。

2020年の2月中旬。

新型コロナウィルスという言葉が初めて日本に出回り始めた頃、仕事の関係で新宿に一週間ほど通っていました。

その時は日本中には『ロックダウン』なんて言葉はまだ知られておらず、中国のニュースを知ってどこか遠い国の話に思えていました。

それから一ヶ月すると状況は変化し、緊急事態宣言という聞き慣れない言葉への反応としてスーパーマーケットからは特定の保存食やお米、水などが姿を消したのをよく覚えています。

それから、緊急事態宣言。

遠い国の混乱が日本にもやってきて、今の状態へと急速に変化しました。


■生活を変える

私と妻は話し合い、もし自分が感染したら?ということを考え、出来る限り家にいられるように食材をちょこちょこ買い足して、冷凍するようにしました。

人がいるところへは行かないようにして、2ヶ月ほどスーパーマーケットにも行かない生活。

ほとんど外にも出ておらず、妻以外と会うこともありませんから、一般的には退屈な状態なのでしょうか・・・?

実は僕はほとんどストレスを感じていません。

元から人混みが嫌いで、買い物なども新宿や渋谷などの繁華街に行くことはなかったですし、買い物はネットで済むようなものしか買わない生活でした。

また、調味料なども無添加のもののほうが美味しいので、自炊が好きで、 外食はあまりしない生活でしたからその点もノンストレス。

お酒もやめたので一切飲み会は行かないし、仕事も家でできることをもとからやっていたということもあり、そこまでの変化は有りません。

夫婦揃ってそんな生活なのは珍しい部類なのでしょうが、我慢せずに今の状態に順応できていることはありがたいなぁと思っています。

強いて言えば美容室に行けないと思っていたのですが、妻が上手に切ってくれることが判明したので無事解決(笑)

一人でいても暇なことはありませんし、むしろやりたいことは沢山で追いつかない状況です。


■自粛中にできること

自粛生活でストレスが溜まって大変・・・!というニュースが多いですが、

意外とそうではない人もいるんですよ~!という前向きなことが言いたくてこの記事を書きました。

本当にいろいろな人がいて、いろいろな価値観があるんだな・・・と。

しかし、自粛生活で何かを制限されることで自分が本当に大切なものに気がつくことも多いと思います。

上記の例だと、友達とお酒を飲みたい!という人は、人と話したり、お酒を囲む空気が心から好きなのでしょう。

買い物にいって好きな服が買いたいという人は、オシャレして街を歩くのが心から大好きなのでしょう。

みんなでスポーツがしたい人は、友達との一体感や体を動かすことが好きなのでしょう。


そんなことに気がつけるのも、制限があったからなのではないでしょうか?

そして、自分にとって本当はいらないものも沢山気がつけたと思います。

人生とは嵐が過ぎ去るのを待つことではない。 雨の中でどんな風にダンスするかを学ぶことだ *ヴィヴィアン・グリーン(シンガーソングライター)

今、もしも気分が落ち込んでいる人がいたら、もしかして、少しはいいこともあったんじゃないかな?と考えていただけたら幸いです。

そして、好きなことができなくて退屈ならば、今は仕込みの時期と考えてスキルを磨いたり、またはゆっくりと休んだりして神様からのプレゼントだと思って過ごしましょう。

★この記事が少しでもためになったら、スキしてくださると嬉しいです♪



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