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奥が深くて、でもシンプル、それが接客。

こんにちは、Naoです。

最近、都内某百貨店で着物の反物を販売するという機会があり、改めて、接客の奥の深さを体感したので、それについて少し話そうと思います。
接客って、奥が深い、でも、シンプルなんだと。改めて気づいてしまった。笑
私は菓子専門店の販売を長くしていましたが、着物の販売は初めてでした。

着物の反物を見にご来店されるお客様は、動機も様々ですが、接客時間が30分から長い方は1時間。もっと長い方もいらっしゃいます。

1時間の接客ともなると、”元気に笑顔で明るい声で!”なんて、言っていられません。気合と、元気と笑顔だけでは全く乗り切れず…。笑
お客様に寄り添い、表情も声も言動も変える必要があります。

1時間、2時間もお客様と話すのも接客。
私が長く経験して来た食品の販売。3〜10分程の会話。それも接客です。

違ったところ
◎コミュニケーション力
さっき話した通り、お客様に寄り添い、表情も声も言動も変える必要があります。長い接客になると、より聴く力、話す力といったコミュニケーション力が試されるなと感じました。
◎商品知識
接客時間が増えるとより詳細な商品情報をお伝えする機会も増えるので、店頭に立つ前の入念な準備が必要、そしてそれだけでなく、どうやってその情報をお客様に提示していくのか、タイミングもかなり考えます。

同じところ
◎お客様に対する気持ち
“お客様に寄り添おう!という気持ち”を持って接すれば、商品の価格や内容にかかわらず、ちゃんとお客様に伝わるなと思いました。
そして、”お客様が潜在的に求めているものは何か探り、お客様にとってぴったりな商品を提案していく”ことは変わりないのだなと。

皆さんのお店はいかがでしょうか。接客時間は?取り扱い商品は?客単価は?
接客業をする私達が忘れてはいけない、私達の役割と目的。
そのために自店では接客のどんな事が重視されているか、お客様に求められているか。それはお店ごとに異なります。お店に合った接客時間、表情、声色、言葉など…
変わらない部分と、変わる部分。

接客って、奥が深くて、でも、シンプル。
どんなお店でも、お客様に寄り添おうという気持ちだったり、気持ちよくお買い物をしていただきたい、せっかく来店して下さったのなら…といった、サービス精神を持って、真摯にお客様と向き合う姿勢が大事ですね。

着物の反物を販売するという機会、私にとってまた一つ、良い経験になりました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

Nao

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