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正反対で、ぴったりな友達。/1ヶ月書くチャレンジ Day 16

こんにちは。桜小路いをりです。

「1ヶ月書くチャレンジ」16日目、今日のお題は「あなたの1番大切な人」です。

家族は言うまでもなく大切で、1番とか2番を越えた「0番」なので、今回は私の親友のお話を書いていきます。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

彼女とは、かれこれ十年くらい一緒にいます。周りの環境が変わって、他の友達とは疎遠になっても、彼女とだけは、その時々でLINEをしたり、たまに会ったりと、細く長く関係が続いている、という感じです。

彼女と私は、全く正反対。
私が「女の子っぽいよね」とよく称され、スカートを穿くことが多いのに対して、彼女は「ボーイッシュ」とよく言われています。もちろん、「スカートは制服以外穿かん」と豪語するような女の子です。

でも、N極とS極並みに正反対だからこそ、互いに比べることなく、補い合って関係を続けていられるのかな、とも思います。

小説などによくある、全く正反対のでこぼこコンビが活躍する展開も、あながち嘘ではないのだな、と彼女といると感じます。

以前、「ふたりって、なんでずっと一緒にいんの?」と訊かれた時は、「えっ?」と思いました。

周りの女の子が、似たような雰囲気、似たようなテンションの子達で集まり、固まって行動する中、私と彼女の関係は、確かに少し異質でした。

でも、私自身、トイレに行くときまでべたべたとくっついて行動するような関係は、やっぱり好きではなくて。

ひとりで帰りたい気分の時は、「今日、先に帰るね」のひとことだけで、いつもより少し遠回りして帰ることができて。
「ねえ、ちょっと聞いて」のひとことで、互いの愚痴やいつかの出来事を思う存分ぶつけ合うことができて。

そういう、ゆるゆるしていて、でも簡単にはほどけないような、そんな関係性。
「これこそが真の友達!」なんて言う気は毛頭ないけれど、太く短い付き合いより、細く長い付き合いのほうが、私には合っています。

また、彼女と、あとふたりの別な女の子と、4人で話していた時のこと。
「ガチ本音トークしようよ」と言われて、彼女と顔を見合わせたこともあります。

その時の私たちの気持ちは、「いつも本音じゃない?」でした。

なんとなく、自分を大きく見せたり、へんに威張ったり、逆に謙遜したりするのは、私たちふたりの中でご法度でした。

そのくらい、物理的な距離感以上に、心の距離感が近いのだな、と思います。

仲の良い人があまり多くはない私だからこその考え方ですが、やはり、一度得たご縁は、できる限りずっと大切にしたいです。(そういえば、以前、全く同じことを書いていました……。)

みなさんの、1番大切な人は誰ですか?

この記事が、改めて周囲の人を見回すきっかけとなれば嬉しいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。