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JR北海道 特急減便

今朝こんな記事をみた。

JR北海道がCovid-19の影響もあり400億円減収。
対応策としてダイヤ改正等経費削減に対応したという記事だ。



課題は?

もとよりJR北海道は営業費用に占める固定費の徹底的な削減を課題としていた。JR北海道が2019年9月4日に公表した利用状況にも注目したい。

「平成30年度線区別の収支とご利用状況について」
対象となる特急は「北斗」のほか札幌―旭川間の「カムイ」「ライラック」、旭川―稚内間の「サロベツ」、旭川―網走間の「大雪」。「北斗」は1日24本のうち上下最終列車各1本を減便し2本を臨時列車化する。「カムイ」「ライラック」は48本中4本、「サロベツ」は4本中2本、「大雪」は4本すべてを臨時列車化。「北斗」と、札幌―釧路間の「おおぞら」は1~2両減らし、いずれも5両編成とする。


同社の路線、区間がほぼ利用状況の悪い順に並べられている。これらのうち、旅客人キロを年間の営業キロで除した輸送密度が500人未満の区間は、1カ月や1週間のなかで利用状況の低い日には営業の休止、沿線の理解が得られれば営業の廃止も検討されるであろう。
2019年時点でこのような状態であったため、今回のウイルスはその追い討ちをかけたのだろう。JR北海道の収入源は利用者数に頼られているわけだ。

対策は?

釧網線では
釧路湿原ノロッコ号の利用を増やすために高校生ボランティアガイドを行うなど各種おもてなし。ふるさと納税の返礼品としてノロッコ号の切符を採用。その他、美留和駅では小学生が駅舎ペインティングを行利用者の意識を高め授業を開催するなど、地域全体と協力することで対前年112%達成。
※持続的な鉄道網の確立に向けた基本的な考え方[案]2020年1月(参考)

私が思うに、


豊かな自然と食材が各地に溢れる北海道。その土地と土地をつなぐ路線が廃止されてしまってはもったいないように思う。各地の住宅を集積させた小都市を計画的に作り、経済的に強いまちづくりをするなど抜本的な改革が鉄道の収入改革に繋がるのではなかろうか。

北海道内の住民でさえ、北海道で訪れたことのない地域は山ほどある。私もまだまだみたことない景色が沢山あるのだ。どうにかデジタルのよさを組み入れられないかと考えたい。

15分経ってしまったな。
今日はこうしてメモしておこう。
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