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「はたらくと暮らすを豊かに」するコワーキングスペースを実現するために大切にしてきたこと〜新城WORK一年間の歩み【前編】〜

こんにちは、新城WORK広報担当の外山です。新城WORKは、2021年11月16日でオープンしてから1年が経ちます。そこで、この一年間で何を大切に、どのような取り組みをしてきたかを、前編と後編に分けてお伝えしようと思います。

前編では、新城WORKの大切にしているコンセプトやそのための取り組み、実際に利用者の方からいただいた声など、後編ではその裏側の話、副業メンバーで構成されている組織運営や広報の取り組みについてご紹介します。

暮らすまちにある新城WORK

改めて、新城WORKとは?というところから簡単に。

所在地:武蔵新城駅から徒歩4分
形態:利用時間帯で異なる7つのプラン、スポット利用が可能
コンセプト:「はたらくと暮らす」を豊かに
(詳細はこちら→http://work.seses-ishii.jp/

こんな場所です。

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写真からわかるように、新城WORKは2ヶ所あり、左が新城WORK、右がパサールベースと呼んでいます。パサールベースはもともとレンタルスペースだった場所を改修してコワーキングスペースとしてオープンしました。新城WORKが本店で、パサールは支店と考えていただけるとわかりやすいかと思います。

新城WORKがある武蔵新城は、JR南武線沿いにあり、武蔵小杉と溝の口の間くらいに位置しています。住民の年齢層や属性は幅広く、どちらかというと単身よりはファミリーが多い印象。東京までは約1時間程度なので、東京方面にお勤めの方も多く住んでいます。

地元の不動産会社「南荘石井事務所」が運営

新城WORKは、株式会社南荘石井事務所というまちの不動産会社が運営しています。南荘石井事務所は「多種多様なつながりの起点になり幸せが生まれる後押しをする」を掲げ、賃貸マンションを22棟の管理をするほか、マンションの1階を飲食店や建築事務所などに貸し出すなど、様々な不動産活用を行っています。

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「働く」サポートをすることで、より豊かな暮らしを

様々な人が住む武蔵新城、南荘石井事務所の「多種多様なつながりの起点になり、幸せが生まれる後押しをする」がかけあわさり生まれた「新城WORK」。

暮らすまちにあるコワーキングスペースなので、「はたらく」を接点にして、暮らすことの豊かさにつながるサポートもしたいと考えています。新城WORKがオープンしたのがコロナ禍だったため、特に働く場に困っている人たちのサポートすることを大切にしつつ、場に集うことでゆるやかにつながり、何かあったとき(例えば、災害や介護、育児など)すぐに声を掛けられる関係をつくってもらいたいと運営してきました。

多種多様なつながりをつくるために行ってきたこと

そのような背景から、働く場としてとにかく使いやすく居心地をよくすること、様々な年代の方に使っていただくことを中心に、様々な取り組みをしてきました。

学割や家族割キャンペーンの実施
まずは学生の方に自習室のように使っていただこうと、夏休みなどの長期休暇の際に、短期&入会金無料で使えるキャンペーンを実施。夏休みには8名の方にご利用いただけました。今後も長期休暇時には同様のキャンペーンを実施していこうと思っています。もうひとつは、家族割キャンペーン。同時にご家族、利用の申込みをされる場合はおひとり分の入会金を無料にしました。

川崎ワカモノLab(かわラボ)とのコラボレーション
かわラボは、高校生向けのキャリア教育イベント「川崎ワカモノ未来PROJECT」の卒業生である大学生で構成されている地域活動団体です。川崎市の若者が地域と繋がるきっかけを作る活動をしています。

かわラボの方々は以前からパサールベースを使っていただいていたので、新城WORKを第一拠点として活用いただいています。現在も高校生や大学生の会員さんがいらっしゃったり、近隣の学生さんが勉強場所に困っているというお声を聞いたりすることが増えてきたので、気軽に進路や勉強について相談できる「自習室」など、若者向けイベントを実施する予定です。

イベントの実施
オープンしたのがコロナ禍真っ只中だったので、オンラインイベントを中心に行ってきました。オープン前には「どのようなコワーキングスペースがほしいか」「多くの人に使ってもらうためにどのような場にするといいか」といったブレストをするイベントを実施。新城に住む方だけでなく、少しでも関わってくださる方を増やしていきました。

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オープン後は、副業に興味のある会員さんの属性や趣味を活かしたのコラボイベントとして、ママ向けキャリアワークショップ、カメラを使ったワークショップなどを行いました。その他、現在は定期的に平日の日中にティータイムを行っています。新城WORKのラウンジで、近所のお菓子屋さんの洋菓子やコーヒーを買ってきて、集まった人たちで仕事のことやまちのこと趣味のことなどゆるく情報交換をするような場として設計をしています。

イベントでは、生業だけではない、副(複)業、ボランティア、趣味などの「はたらく」や「暮らす」をサポートしつつ、会員さんや関わる方の接点をつくる形を模索していきたいと考えています。。

会員の方から実際にいただいた声

次に、働く場としての利便性や快適さについて、利用者インタビュー(※)からピックアップしてご紹介します。
※利用者インタビューは、利用者の方に「なぜ会員になったのか」「使ってみてどのように感じられているか」などをお伺いしている企画です。

落ち着く、集中できる
内装デザインは、設計段階からかなりこだわっていたこともあり、ほとんどの方から「集中しやすい」「落ち着く」といった、お褒めのお言葉をいただきました。新城WORKは全体的にアースカラーでまとめられ、普通のオフィスなどに比べると少し照明が暗く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、集中しやすい明るさになっています。

また、椅子についても、座り心地がいいという声を多くいただきました。スタッフが色々な椅子に座って試した甲斐がありました…!実際に結構いいお値段のする椅子なんです!ぜひ試してみてください。

自然を感じられる
新城には自然を感じられる場所が多くないため、自然を感じられるようにと、新城WORKには随所に自然を配置しています。少し虫が気になるときもありますがw、ダンゴムシとかなので、私は逆にほっこりしています。自然があることでリラックスできるというご意見を多くいただきました。

なぜこのような内装デザインにしたのかなどは、こちらのインタビュー記事で、設計を担当したピークスタジオの方とオーナーの石井にお話しいただいているので、気になる方はぜひご覧ください。

気分に合わせて複数のスペースを使い分けられる
ワークスペースは集中するときに、ラウンジはちょっと誰かと話したいときに、パサールベースは新城WORKとは異なり白くて明るい空間と、気分転換しながら使い分けることができます。

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フォンブースが便利
オープン当初は新城WORKにひとつだけだったのですが、利用者の方からのニーズが多く、パサールベースにふたつ個室を追加しました。

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新城に関わりたい方をお待ちしています!

このように、運営会社の南荘石井事務所が掲げる「多種多様なつながりの起点になり幸せが生まれる後押しをする」ことを目的とし、「はたらくと暮らすを豊かに」するコワーキングスペースを目指してきました。今後も引き続き、地域の人や利用者の声を向き合いながら、新城に関わる人の居場所になるよう、さまざまな取り組みをしていきます。

また、新城に住む・新城WORKの利用者にならなくても、新城に関わってくれる方を増やしていきたいと思っています。少しの関わりでももちろん歓迎です!武蔵新城や新城WORKに興味を持ったり、遊びに来てみたい、関わってみたい方は、下記の新城WORKの問い合わせフォームやTwitterからご連絡ください。

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新城WORKホームページ:http://work.seses-ishii.jp/
スポット利用や内見・お試し利用も可能です。お気軽にお越しください。

新城マガジンTwitter:https://twitter.com/shinjo_magazine

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