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コーヒー

この間仕事をしていてふと僕は改めてコーヒーが好きなんだなと思った。
ラテアートをするのももちろん楽しいし、ラテアートでお客さんが喜んでいるのを見るのももちろん好きなのだが、やっぱりコーヒーを一杯ずつ丁寧に淹れている時間が一番好きだ。自分で淹れた最高だと思うコーヒーで飲んでくれた人を幸せにすることができる。素敵な仕事だと思った。本当にバリスタになって良かった。
一年前の自分ナイス。そんなことを一杯のコーヒーを淹れている間に唐突に思った。

元々コーヒーは好きであったが家でわざわざ淹れるようなほどではなく、
何となくお店で買って飲む程度だった。
そんな僕が何を思い立ったかいきなりバリスタになってから一年が経過した。
この一年は本当に濃い一年だったと思う。
コーヒーの知識が深まってより愛が深くなったそんな一年だった。

仕事でコーヒーを淹れているのに家でもわざわざ自分で豆を挽いて淹れている。
でもそんな時間がたまらなく幸せに感じる。
なかなか好みの味にならない時ももちろんあるが、「今回は○○だったから薄くなったのか。では次回はこうしてみよう。」
と試行錯誤している時間もめちゃくちゃ好きだ。
そんな試行錯誤の末、好みの味で美味しく淹れることができた時は誰も見ていないのにドヤ顔をしている。
それくらいには変態になってしまった。

そんな幸せを仕事をしていても味わえているので本当にバリスタになって良かったなと思う。

でも同時に好きだからこそもっとこだわりたいなと思うし、もっと深めたいとも思うし、もっとコーヒーで沢山の人の日常に寄り添えたらなと思う。
だからバリスタ2年目の今年はより深くコーヒーについて学んでいこうと思う。
コーヒーは本当に奥が深いし、時代と共に色々流行りが変わっていくので面白いし、人によって好みが変わるから、一人一人にとって最高の一杯は違う。
僕はどんなお客様にも最高のコーヒーを飲んでほしい。
最高の一杯を提供したい。
それがバリスタとしての責任だとも思う。
なので最高の一杯を提供するためにも沢山勉強して、沢山コーヒーを飲んで経験して最高のバリスタになりたいと思う。
もしかしたらこの一年では自分の思い描く最高のバリスタになれないかもしれないが、精一杯の努力をしたいと思う。
だから皆さんいつか美味しいコーヒーを飲みに来てくださいね。
最高の一杯を提供します。

ということで今回は短くなってしまったけれど、決意表明ということで許してください。

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