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図書館がいつの間にか著しく便利になってた件

皆さん図書館って使われてますか?

私はもう長いこと足を運んでいませんでしたが、最近ふと近所に図書館があることを見つけ、久々に貸出カードなどを作ってみました。
記憶では、大学の図書館を授業関係で漁ったのがおそらく最後なので、もう十年以上ご無沙汰していることになります。
(あ、実務補習のとき『業種別審査辞典』をコピーしに一瞬行ったかも…。)

そんなしばらくぶりに使ってみたところ、現代の図書館が著しく便利になっていたので、今回ご紹介しようと思います。


図書館&インターネットの強力メリット

今の図書館が便利というのは、ひとえにIT化、インターネットの力によるものが大きいです。

私が使っているのは都内某区の図書館なのですが、HPから蔵書の検索ができることにまず感動しました。
「それくらい今は当たり前でしょ(笑)」と笑われるかもしれませんが、昔はせいぜい図書館内にある専用端末機で探せる程度だったものが、自宅から好きに見られるようになったのは各段に違います。

ためしに、Amazonの「欲しいものリスト」につっこんでおいた本を片っぱしから検索してみると、思いのほか沢山が蔵書にあり「お!これは使えるのでは」とテンションが上がりました。

ちなみにHPでは“書籍名”“著者名”での検索に加え、「新しく入った本」や「予約の多い本」「貸出の多い本」などカテゴリ分けされたものを見ることもできるので、それらを眺めてみるのも面白いです。

検索した本の予約もHPからできて、20冊を上限として予約や予約の順番待ちもできます。
順番待ちの数によって借りられるまでの期間が変わるので、人気で予約数が多い何冊かと、すぐに借りらそうな何冊かに振り分けて予約をしておきました。
ちなみに、先ほど見た予約数1位は、2019年本屋大賞の『そして、バトンは渡された』。なんと994人待ちとのことです・・・。

また、区には複数の図書館がありますが、予約した本は最寄りの図書館で取り寄せてまとめて受け取れますし、入荷したタイミングでお知らせメールが来るのもありがたい限りです。

予約しなかった本も自分のマイページの中でリストアップしておくことができるので、次に借りたい本のリストとして使ったり、読んだ本の感想をメモしておいたりもできます。

あと細かい点ですが、次の予約が入っていなければ貸し出し期間の延長手続きまでHPでできると至れり尽くせりです。
「IT最高!インターネット万歳!」と言いたくなります。


図書館で借りて読むメリット

働き出してからは本を気兼ねなく買える程度のオサイフになったので、図書館で借りて読むことから遠ざかっていたのですが、今回あらためて図書館で「借りて読む」ことのメリットにも気づけました。

まず“無料”なのは何よりありがたく、「買う程かわからないけど、ちょっと読んでみたい」くらいの本でも、とりあえず借りて読めるのが非常に便利です。読んでみて気に入ればあらためて書店で買いますし、それほどでもなければお金が節約できたということになります。

本の“読み方”にしても変わります。
自分は貧乏性と言いますか…買った本は「隅々まで読まないともったいない」と思ってつい時間をかけてしまうことがありますが、借りた本なら気兼ねなく読みたいところだけを流し読みしてもOKです。また読みたくなった時はまた借りればいいこと。

そのほかにも、買った本だと「いつでも読める」と気が緩んでつい“積ん読”になりがちですが、図書館なら貸出期限があるため「それまでに読まなければ!」とプレッシャーがかかり、ちゃんと読み切ることができるようになりました。

借りて読むことのデメリット

ただし、いくつかデメリットもあります。

私は本を読むとき、気になった個所には付箋をつけて後で見返しやすいようにしているのですが、借りた本だとこれはできません。
何度も読み返したい本や、お気に入りとして手元に置いておきたい本は、やはり自分のものとして買うのがいいです。

また、予約が多い本は実際借りて読めるまでいつまでかかるかわからないのも不便です。話題の本や人気作品は図書館に頼るのでなく、本屋さんでスパっと買うのがいいでしょう。


以上。

ふだんから図書館を利用している方にはいまさらのネタでしたが、「最近行ってないな~」という方はぜひ、ご近所の図書館に足を運んでみることをお勧めします。

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