三木進史

イベント会社で働く中小企業診断士/企業内診断士です。

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マガジン

  • 企業内診断士の輪を広げる「楽しい」ブログ

    • 547本

    企業内診断士の輪を広げる「楽しい」チーム(企業内チーム)のメンバーが企業内中小企業診断士としての活動を赤裸々に語ります。

最近の記事

副業アンケートへの御礼とご報告

昨年11月に「「副業としての中小企業診断士活動」に関するアンケート」として、広くご意見を伺いましたが、おかげさまで100名を超える企業内診断士の方々から回答をいただけました。 そして昨日、中小企業政策研究会の全体定例会にて、アンケート結果その他調査データをまとめた発表を行い、企業内診断士の現在の副業事情についてお話しすることができました。 アンケートにご協力いただいた皆様、誠にありがとうございます。 発表の雰囲気だけでもお伝えしたく、Powerpoint資料をちょこっと抜

    • 施策がうまくいかないのは「やりきれていない」から

      診断士活動での提案や、会社の仕事の中など、なにか「施策」をやってみても、思ったように効果が出ないことはないでしょうか。 施策の内容自体がそもそも良くない場合もありますが、それ以前に、施策を「やりきれていない」ということも結構あります。 なぜ「やりきれていない」のか、施策を行われる段階に分けてみると、問題点が見えてきます。 1.情報どまり たとえば、社内の課題を調べて施策を立てるために、従業員アンケートを行うことがあります。 現場からの意見がいろいろと寄せられ、経営陣

      • 課題などを依頼・指示する時の8つのポイント

        診断士2次筆記試験の結果が発表されたようで、合格された方々誠におめでとうございます。 さて、診断士活動ではチームで仕事することはよくありますが、自分がリーダー役で、メンバーに課題を依頼・指示する時に気をつけていることを今回まとめてみました。 <指示・依頼する時のポイント>①指示内容を具体的・明確に 基本中の基本ではありますが「誰が」「どういうものを」「いつまでに」作るといった点を、5W1Hなどに気を付けながら具体的・明確にまとめて相手に伝えます。 忘れがちなのが「何のた

        • 「副業としての中小企業診断士活動」に関するアンケート

          毎度このチームブログをお読みいただきありがとうございます。 あらためての自己紹介となりますが、私たちは中小企業政策研究会「企業内診断士の輪を広げる「楽しい」チーム」という研究会です。 このたび『企業内診断士 令和の副業(複業) ~アフターコロナの稼ぎ方~』と題して研究発表を行うことになりました。 これは令和時代・コロナ禍という社会の大きな変化を経て、企業内診断士の活動、中でも特に報酬を伴う「副業(複業)」が今どのようになっているかを解き明かそうという企画です。 ・企業

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          中小企業診断士には、いつなるのがいい?

          先日、東京都中小企業診断士協会の関係で、新人診断士さんとの交流会に行って来ました。 「新人」といっても、年代はZ世代からバブル世代くらいまでと様々で、診断士資格の間口の広さをあらためて感じ、ふと「診断士って、いつの年頃でなるのが一番いいのかな…」と頭に浮かんだものを少々まとめてみました。 【20代から診断士】 中小企業診断士は受験や活動を通して、経営知識が網羅的に理解できたり、社外の繋がりを広がるられたりと、より若いうちからなっている方がビジネスパーソンとして有利に思え

          中小企業診断士には、いつなるのがいい?

          企業内診断士 子育て中の時間のやりくり

          こんにちは、乳幼児子育て中の企業内診断士、三木です。 年初の記事で育休のハードな実情をお話しましたが、そこから半年ほど。 なんとかペースも掴め少しずつ動けるようになってきました。 とはいえ、子供が産まれる前のような働き方かというとそこはまだまだで、診断士活動もある程度セーブしている状態です。 育児スタートの前と後で、時間の使い方について変わったことをまとめてみました。 変化1:育児家事タスクが増えた まずは単純に、やることが増えたという点です。 現在、私は仕事に復帰

          企業内診断士 子育て中の時間のやりくり

          経営企画のコミュニティ

          企業内診断士の中には、勤務先で「経営企画」のお仕事をしている人がそこそこおられますが、実は私も少し前からその一人になりました。 経営企画の仕事は、診断士活動を通して得たノウハウや情報を比較的活かしやすいポジションなのですが、やってみると「経営企画の基本業務」や「取り組むべき課題や優先順位」「ベーシックなやり方、最近の知見」など、実際どうしたものかな…と思い悩むことも結構あります。 書籍やWEBなど読んでみて、それなりにイメージしたりはできるのですが、ピタリと参考にできるも

          経営企画のコミュニティ

          中小企業診断士はもうFacebookを使っていないのか?

          新型コロナの5類移行の動きもあり診断士イベントでもリアル開催が復活。初めての方と会う機会も増えてきました。 診断士界隈でFacebookを使うことが多いことは、以前の記事にてお話しました。 ただ最近、Facebookの話をすると「え、Facebookですか、今どき?」というリアクションをされることが診断士同士でも増えたような気がします。 推移を見てみると確かにFacebookはユーザー数が減少傾向で、他のSNSと比べても下火になっている様子です。 ということで今回は、

          中小企業診断士はもうFacebookを使っていないのか?

          診断士1年目を振り返る

          先日、所属する中小企業政策研究会(政策研)の集まりにて、今年度合格者の方々への企業内診断士チームの紹介として少し喋ってきました。 私も診断士になって丸10年が経ちましたが、新しい方とお会いするたびに新鮮な刺激を受けています。 そんな新人の方々が読んでくれたら何かの参考になるかと思い、今回は自分の一年目にしていたことを振り返ってみます。 ★中小企業政策研究会についてはこちらをご参照↓ ■1~3月 当時は12月に2次試験の結果発表があり、年明けすぐから診断士活動を開始して

          診断士1年目を振り返る

          産後パパ育休で達成したい6つの目標

          前回の『育休中に何かしようと思っても到底できないということがよくわかった。』では、初めての育児でのショッキングな気持ちを、ブワワワワッと書き殴らせていただきました。 今回は少し冷静に、1か月の産後パパ育休(出席時育児休業)を振り返って、育休期間中に父親がやるべきと考えたことを、6つの「達成したい目標」という形にまとめてみました。 ※診断士なのでちょっとビジネス風味にしています。 1.人員補充 子育てで行うことのボリュームは半端なく、ワンオペでは到底どうにもならないことは

          産後パパ育休で達成したい6つの目標

          育休中に何かしようと思っても到底できないということがよくわかった。

          明けましておめでとうございます。 企業内診断士の輪を広げる「楽しい」ブログ、2023年の1本目です。 新年にちなんでおめでたい話題、というわけではありませんが、昨年わが家に第一子が誕生しました。 そこで昨年の10月より新しく施工されました「産後パパ育休(出生時育児休業)」という制度を利用して、1か月ほどの育児休業を取らせてもらいました。 実は働き始めて以来、1か月もの長い休みというのが初めてで、もちろん育児をするための休業と心得つつも、「この時間を使って読書やスキルアップ

          育休中に何かしようと思っても到底できないということがよくわかった。

          お料理に学ぶ業務効率化

          コロナで在宅勤務をするようになってから、ご飯を自炊する機会が増えました。 そんな中ふと、新人の頃に会社の先輩から言われたことを思い出しました。 「仕事が出来るようになるには料理をするのがいい。」 残念ながら当時は、忙しさにかまけてその教えを実践せず聞き流していましたが、今になってその言葉の意味が、料理をするごとにジワジワとわかってきました。 1.全体の流れを理解する 料理をするとき、まずはレシピを読んでどんな流れで作るのかを頭に入れます。 各作業(ex.食材を切る→炒め

          お料理に学ぶ業務効率化

          本の読み方あれこれあれこれ

          ぼちぼちお盆休みもあけました。 一次試験が終わった人は、久々に診断士関係でない本など楽しむ時間をすごせたのではないでしょうか。 以前に、最近の図書館がすごく便利になってて驚いたこと書きましたが、図書館を含め、今は本の買い方(借り方)・読み方を様々に選べるようになっています。 今回はそんな使い分けについて、本のジャンルごとにまとめてみました。 1.実用・ビジネス書 実用書やビジネス書は、書かれている情報を取り出して実践に役立てるのが目的のため、電子書籍の相性が抜群に良いで

          本の読み方あれこれあれこれ

          中小企業診断士、筆が進まない時には

          前回のヒアリングの話(↓)に続き今回は、診断士活動として文章を書く機会についてのお話です。 診断士の文章と言えば、診断報告書や提案書、事業計画書などがよく携わるものです。 ビジネス文書ですので、“表現に工夫を凝らして”というよりは、伝えたい趣旨・メッセージを理路整然と、なるべく端的にまとめた文章が求められています。 メッセージを伝えるための材料・キーワードを、“5W1H”や“てにをは”などを意識しながら並べて作るイメージですが、馴染みのある所でいうと、診断士の二次筆記試験

          中小企業診断士、筆が進まない時には

          ヒアリングを良くする工夫

          診断士活動の中で、事業者の方へヒアリングをする場面はよくあります。 実務従事等の経営診断や、事業計画の策定支援、補助金申請相談などさまざまです。 ヒアリングをするにあたっては事前に相手企業や業界の資料を確認し、聞きたい質問のリストアップなど準備をしますが、ヒアリングを良くするための工夫で意識していることを、備忘も兼ねてまとめてみました。 1.質問の順番にとらわれない たとえば実務補習の最初の経営者へのヒアリングでは、「経営」「財務」「人事」「IT」などパートを分けて順番

          ヒアリングを良くする工夫

          興味あるところにはどんどん行くのがいい理由

          今年ももう4月に入りましたね。 2021年度診断士合格者も本格的な活動を始めている時期かと思います。 診断士ルーキーへのアドバイスとして「興味あるところにはどんどん行ってみるのがいい」というのをよく耳にします。 これは、診断士関係のイベントや研究会、マスターコース(プロコン塾)など、色々な場に顔を出してみて、自分の活動の方向性を考えようという趣旨の言葉です。 ですが中には、「そんなに沢山みるべきなのか?」「見学だけだと気まずくなるんじゃないか?」などと気にされる方もいます

          興味あるところにはどんどん行くのがいい理由