三木進史

イベント会社で働く中小企業診断士/企業内診断士です。

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  • 企業内診断士の輪を広げる「楽しい」ブログ

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    企業内診断士の輪を広げる「楽しい」チーム(企業内チーム)のメンバーが企業内中小企業診断士としての活動を赤裸々に語ります。

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最近の記事

中小企業診断士には、いつなるのがいい?

先日、東京都中小企業診断士協会の関係で、新人診断士さんとの交流会に行って来ました。 「新人」といっても、年代はZ世代からバブル世代くらいまでと様々で、診断士資格の間口の広さをあらためて感じ、ふと「診断士って、いつの年頃でなるのが一番いいのかな…」と頭に浮かんだものを少々まとめてみました。 【20代から診断士】 中小企業診断士は受験や活動を通して、経営知識が網羅的に理解できたり、社外の繋がりを広がるられたりと、より若いうちからなっている方がビジネスパーソンとして有利に思え

    • 企業内診断士 子育て中の時間のやりくり

      こんにちは、乳幼児子育て中の企業内診断士、三木です。 年初の記事で育休のハードな実情をお話しましたが、そこから半年ほど。 なんとかペースも掴め少しずつ動けるようになってきました。 とはいえ、子供が産まれる前のような働き方かというとそこはまだまだで、診断士活動もある程度セーブしている状態です。 育児スタートの前と後で、時間の使い方について変わったことをまとめてみました。 変化1:育児家事タスクが増えた まずは単純に、やることが増えたという点です。 現在、私は仕事に復帰

      • 経営企画のコミュニティ

        企業内診断士の中には、勤務先で「経営企画」のお仕事をしている人がそこそこおられますが、実は私も少し前からその一人になりました。 経営企画の仕事は、診断士活動を通して得たノウハウや情報を比較的活かしやすいポジションなのですが、やってみると「経営企画の基本業務」や「取り組むべき課題や優先順位」「ベーシックなやり方、最近の知見」など、実際どうしたものかな…と思い悩むことも結構あります。 書籍やWEBなど読んでみて、それなりにイメージしたりはできるのですが、ピタリと参考にできるも

        • 中小企業診断士はもうFacebookを使っていないのか?

          新型コロナの5類移行の動きもあり診断士イベントでもリアル開催が復活。初めての方と会う機会も増えてきました。 診断士界隈でFacebookを使うことが多いことは、以前の記事にてお話しました。 ただ最近、Facebookの話をすると「え、Facebookですか、今どき?」というリアクションをされることが診断士同士でも増えたような気がします。 推移を見てみると確かにFacebookはユーザー数が減少傾向で、他のSNSと比べても下火になっている様子です。 ということで今回は、

        中小企業診断士には、いつなるのがいい?

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          武井綾子(中小企業診断士) 他

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          診断士1年目を振り返る

          先日、所属する中小企業政策研究会(政策研)の集まりにて、今年度合格者の方々への企業内診断士チームの紹介として少し喋ってきました。 私も診断士になって丸10年が経ちましたが、新しい方とお会いするたびに新鮮な刺激を受けています。 そんな新人の方々が読んでくれたら何かの参考になるかと思い、今回は自分の一年目にしていたことを振り返ってみます。 ★中小企業政策研究会についてはこちらをご参照↓ ■1~3月 当時は12月に2次試験の結果発表があり、年明けすぐから診断士活動を開始して

          診断士1年目を振り返る

          産後パパ育休で達成したい6つの目標

          前回の『育休中に何かしようと思っても到底できないということがよくわかった。』では、初めての育児でのショッキングな気持ちを、ブワワワワッと書き殴らせていただきました。 今回は少し冷静に、1か月の産後パパ育休(出席時育児休業)を振り返って、育休期間中に父親がやるべきと考えたことを、6つの「達成したい目標」という形にまとめてみました。 ※診断士なのでちょっとビジネス風味にしています。 1.人員補充 子育てで行うことのボリュームは半端なく、ワンオペでは到底どうにもならないことは

          産後パパ育休で達成したい6つの目標

          育休中に何かしようと思っても到底できないということがよくわかった。

          明けましておめでとうございます。 企業内診断士の輪を広げる「楽しい」ブログ、2023年の1本目です。 新年にちなんでおめでたい話題、というわけではありませんが、昨年わが家に第一子が誕生しました。 そこで昨年の10月より新しく施工されました「産後パパ育休(出生時育児休業)」という制度を利用して、1か月ほどの育児休業を取らせてもらいました。 実は働き始めて以来、1か月もの長い休みというのが初めてで、もちろん育児をするための休業と心得つつも、「この時間を使って読書やスキルアップ

          育休中に何かしようと思っても到底できないということがよくわかった。

          お料理に学ぶ業務効率化

          コロナで在宅勤務をするようになってから、ご飯を自炊する機会が増えました。 そんな中ふと、新人の頃に会社の先輩から言われたことを思い出しました。 「仕事が出来るようになるには料理をするのがいい。」 残念ながら当時は、忙しさにかまけてその教えを実践せず聞き流していましたが、今になってその言葉の意味が、料理をするごとにジワジワとわかってきました。 1.全体の流れを理解する 料理をするとき、まずはレシピを読んでどんな流れで作るのかを頭に入れます。 各作業(ex.食材を切る→炒め

          お料理に学ぶ業務効率化

          本の読み方あれこれあれこれ

          ぼちぼちお盆休みもあけました。 一次試験が終わった人は、久々に診断士関係でない本など楽しむ時間をすごせたのではないでしょうか。 以前に、最近の図書館がすごく便利になってて驚いたこと書きましたが、図書館を含め、今は本の買い方(借り方)・読み方を様々に選べるようになっています。 今回はそんな使い分けについて、本のジャンルごとにまとめてみました。 1.実用・ビジネス書 実用書やビジネス書は、書かれている情報を取り出して実践に役立てるのが目的のため、電子書籍の相性が抜群に良いで

          本の読み方あれこれあれこれ

          中小企業診断士、筆が進まない時には

          前回のヒアリングの話(↓)に続き今回は、診断士活動として文章を書く機会についてのお話です。 診断士の文章と言えば、診断報告書や提案書、事業計画書などがよく携わるものです。 ビジネス文書ですので、“表現に工夫を凝らして”というよりは、伝えたい趣旨・メッセージを理路整然と、なるべく端的にまとめた文章が求められています。 メッセージを伝えるための材料・キーワードを、“5W1H”や“てにをは”などを意識しながら並べて作るイメージですが、馴染みのある所でいうと、診断士の二次筆記試験

          中小企業診断士、筆が進まない時には

          ヒアリングを良くする工夫

          診断士活動の中で、事業者の方へヒアリングをする場面はよくあります。 実務従事等の経営診断や、事業計画の策定支援、補助金申請相談などさまざまです。 ヒアリングをするにあたっては事前に相手企業や業界の資料を確認し、聞きたい質問のリストアップなど準備をしますが、ヒアリングを良くするための工夫で意識していることを、備忘も兼ねてまとめてみました。 1.質問の順番にとらわれない たとえば実務補習の最初の経営者へのヒアリングでは、「経営」「財務」「人事」「IT」などパートを分けて順番

          ヒアリングを良くする工夫

          興味あるところにはどんどん行くのがいい理由

          今年ももう4月に入りましたね。 2021年度診断士合格者も本格的な活動を始めている時期かと思います。 診断士ルーキーへのアドバイスとして「興味あるところにはどんどん行ってみるのがいい」というのをよく耳にします。 これは、診断士関係のイベントや研究会、マスターコース(プロコン塾)など、色々な場に顔を出してみて、自分の活動の方向性を考えようという趣旨の言葉です。 ですが中には、「そんなに沢山みるべきなのか?」「見学だけだと気まずくなるんじゃないか?」などと気にされる方もいます

          興味あるところにはどんどん行くのがいい理由

          情報はまとめることで価値が生まれる

          会社によって、仕事上で特に大事にしている"考え方"や"教え"があると思いますが、私の勤務先では「情報はまとめることで価値が生まれる」ということを、幾度となく言われてきました。 ■世間一般に公開されている情報は、単独では大したことないものでも、それらを集め分析することで、重要な価値や意味が生まれることがある。 ■ありふれた情報に見えても、見落とさず頭に留めておくこと。 ■まとめた情報は大事に扱い、むやみに外に出してはいけない。といったことを教えるための言葉ですが、具体的な仕事

          情報はまとめることで価値が生まれる

          オンライン飲み会に替わる懇親会とは(後編)

          前編ではオンライン懇親会の問題点を並べましたが、今回はそこから考えた「新しい懇親会の形」を挙げていきます。 さて、前回に出した問題点、 (1)会話のしづらさ (2)表現の制限 (3)逃げ場のなさ (4)刺激・話題のなさ について、願わくば全てを解決したいところですが、実際できる/できないは分かれます。 「(1)会話のしづらさ」については、オンライン懇親会で参加者が一堂に会している性質上、“全員が聞く中で1人ずつしか話せない”、“相手の様子がわかりづらい”ことは避けがたい部

          オンライン飲み会に替わる懇親会とは(後編)

          案件後の振り返りとしてやっておきたいこと

          12月21日は、事業再構築補助金の第4回募集の締め切り日でした。 申請のご支援をされていた方々は、ようやくホッとしている頃かと思います。一息つきたいところですが…、まだ体が温まっているうちにぜひ、案件の振り返りをやっておくといいですね。 ■思ったことをメモまずは一人ブレストのような感じで、案件中に思ったこと・気づいたことなどバーッと書き出します。 長いプロジェクトだと「最初の頃のこととか忘れちゃったよ」と言いそうですが、案件の資料を見返しながら、プロジェクトの始まりから時

          案件後の振り返りとしてやっておきたいこと

          オンライン飲み会に替わる懇親会とは(前編)

          10月の緊急事態宣言の解除、そして飲食店への自粛要請終了によって、街に出て宴会を楽しむ人も増えてきました。 ただ、企業や団体での宴会はまだ様子見ムードで、今年の忘年会も無いという会社は多そうです。 診断士界隈も同様で、年末年始の忘年会・賀詞交歓会等を開催すべきかの議論がされていますが、最近は「オンライン懇親会(飲み会)」という声はあまり聞こえなくなっています。 というのも、オンライン飲み会には皆さん独特のやりづらさを感じているようで「オンラインならもう懇親会は無しでいいや」

          オンライン飲み会に替わる懇親会とは(前編)