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IN MY LIFE vol.2

稲盛先生の著書「生き方」の中で、節目に思い出し自分に言い聞かせてる言葉があります。

(六つの精進)

①だれにも負けない努力をする
②謙虚にして驕らず
③反省ある日々を送る
④生きていることに感謝する
⑤善行、利他行を積む
⑥感性的な悩みをしない

だいぶ更新が久々になってしまいました。
季節は夏を通り越して秋になりました。

前回(下記記事)の続きです。
茅ヶ崎に引越しをしてからになります。もうしばらくお付き合いくださいませ。


個人事業の道

茅ヶ崎から都内まで東海道線で1本ということもあり、迷うことなく選んだ憧れの海近生活です。
スローな日々を過ごす予定でしたが、実際は満員電車での通勤と仕事での責任が増え、予想以上の疲れで、全く海を感じる余裕もなく毎日があっという間に過ぎてました。
(AM4:30家を出てPM11:00ごろに家に着くような毎日でした… )

そんな日常に悩みながら、また、生まれたばかりの子どものことや今後の人生(本当は何がしたいのか?このままでいいのか?)を考えて独立して個人事業での道を考えました。

店舗を持つこと以外で独立してなにができるのか、何を皆様に提供できるのかを考えてみると、残念なくらいなにもないのです。
なにがしたいのか、自問自答するといつも不安になってました。
寝れないくらい色々考えてました。

この資格があればとか、この経験が欲しいとか、実家が近くだったらとか、資金がないとか、もうちょっと若かったらとか…
結局、出来ない理由を探していたのでしょう。

なぜか雑誌やTVに出ているようなすごい人と比べて落ち込むようになっていました。
独立はギャンブルではないので、しっかりと石橋を叩くのは必要ですが、必要以上に叩きすぎて落ち込むのはどうかと思います。
生まれたばかりの子どもがいたので不安でしかなかったです。
(会社や業務の不満は特になかったので、退職するという選択をすることはとても難しかったです。)
結局は、
もっとワクワクしたいしかっこいい親父になりたい。
なにより自分の作り出すもので人々を幸せにできないかという気持ちが強くあり、独立での道を進む決断をしたのです。
この選択には妻も賛成で後押しもあったのが大きかったです。

引越してから2年での決断でした…  

コーヒーロースター

まずは湘南での足場固めのため、経験のあることからはじめました。

某一部上場企業運営する、新規事業でコーヒーロースター事業です。
業務内容は店舗運営、オペレーション確立とコーヒーロースター業です。
シニアディレクターという重職です。
(今ではSCAJに出店するくらいコーヒービジネスを行なっている企業です)

なによりも扱ってみたかったドイツ製のプロバット焙煎機を使って、コーヒーロースター業のスタートができたのです。

色々なところで活躍していた同世代のコーヒーマンがたくさんいて、ロースティングをはじめラテアート、ドリップ技術、コーヒーの知識など各々のレベルが非常に高い環境でした。

カッピングをしたり、その他皆で持ち寄った日本中の有名コーヒー店のコーヒーを試飲したり、コーヒーにまつわる他店の情報や最新器具の良し悪しなどの共有は大変貴重な時間でした。

勇気をもって新しい環境に飛び込むことで、さまざまな気づきを得たり、成長を実感できたことは大収穫でした。

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商品開発

つぎに某観光名の有名施設でカフェの店舗運営の指導と商品開発をさせていただきました。コーヒーメニュー以外で初のフード商品の開発です。
初めてメニュー組みから客単価などを綿密に考えました。この時もベンチマークの重要性を改めて実感しました。
(観光地なので旅行者やインバウンドが多く、行動観察をよくしてました。)

注目の観光地内の施設ということもあり、TVやラジオに紹介されることが多く、たびたび出演もさせていただきました。放送後のメディア反響での跳ね方はエグいです。

ここでは地元のお店を中心にコミュニティ活動を活発にしている方がいて、商品の紹介、地産商品の仕入など、地域との深い繋がりをもつことが、店舗ビジネスにおいて非常に重要だと改めて考えさせられました。

施設前には広場があり、そこでキッチンカーを集めたイベントなどの担当や、ゴルフツアーで自社のキッチンカーを出店させたり、初体験のことを様々経験いたしました。

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店舗立ち上げと複数店舗運営

次に取り組んだのが、コーヒー業界の最大手ドトールコーヒー(FC)での店舗立ち上げです。
病院店舗ということでお話をお受けした次第です。

こちらでは厳しいドトール研修(渋谷本社、駒沢店)がありました。行かなくても良いと言われたのですが、せっかくなのでチャレンジさせていただきました。
研修は座学、店舗研修を含め1ヶ月間です。
直営、FCはまったく関係無いです。
改めて一から学び直す感じですが、企業によって特色があり、色々なやり方や考え方がありとても刺激になりました。

印象的なのが、接客中などを撮影して立ち振る舞いなどを研修生同士で確認するのですが、良いところ悪いところが見えて貴重な経験でした。


最終日にはでは不合格者は教室から強制退出されるという卒業テストがあります。一発勝負ですので、まじでこわいですよ。
(問題などは教えてもらえません)
私の時は残念ながら1名いました。かなりやばい空気になります。
(その後本当に彼とは会えなかったです…)

その後は店舗に戻り、立ち上げ作業、アルバイトの採用から教育、店舗運営などを担当し、3店舗の運営(SV業務)に携わりました。

ちょうどこの年、ペットショップ時代から一緒に暮らした愛犬が亡くなったりして、あまり動かずにしばらくこのままで落ち着こうなんて考えていたのですが、なぜかさらに忙しくなります。

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