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雨に濡れずに渋谷お買い物回遊 2024 夏

はじめに

夏。夕立の季節ですね。
朝はピーカンでも午後から積乱雲が湧き立って、局地的に土砂降りになることはよくある。
たまたま渋谷で夕立に遭遇したのだが、傘は使いたくない。そこで、2024年7月時点の最新の渋谷で、傘を一切ささずに回遊した例を紹介する。
この例の他にもより良い回遊ルートはあると思うし、渋谷は再開発真っ最中で、今回使ったルートが来年、5年後には変わることも十分あり得る。この点をご留意の上、渋谷回遊の参考にしていただければと思う。
なお、ルートの多くが商業施設内を通る形態になっている。公道ではなく、事業者の運営する私有地を通らせていただく形態のため、各施設を通らせていただく際は、それらの商業施設での買い物など、施設を利用するついでに店内を通らせていただく、という形で利用すべきと思う。今回も、各施設で極力買い物をするようにしたほか、実際に買い物はしない場所でも、普段私が使っているお店のことなどをエピソードとして添えるようにすることで、ささやかながら各施設の普段使いの魅力を述べるように努めた。各施設に特段の用事が無い場合は各施設沿いの公道を通って目的地等に進む必要がある、という点を補足しておく。
また、商業施設の店内の様子も、2024年7月時点の状況を記述しているため、時期が変わると各施設の店内再配置・リニューアルによって取り扱われている商品等は変わっている可能性は十分あり得る点もご留意いただきたい。

ルート全貌

今回のルート全体像

出発点は公園通りの渋谷西武。本当は渋谷パルコに用事があったので、渋谷パルコを出発点と言いたいところですが、渋谷パルコから渋谷西武までは屋根が無いので、「完全傘レス」ルートとしては渋谷西武を出発点とします。
最終目的地は東急田園都市線/半蔵門線渋谷駅の宮益坂東改札。但し、途中で用のある渋谷サクラステージに立ち寄る。

渋谷西武からしぶちか・JR渋谷駅ハチ公口まで

渋谷西武からしぶちかまでのルート

公園通りに無印良品のビルがある。これは実質渋谷西武なので、ここが出発点。

無印良品の入り口

1Fから入店。1Fはトラベルグッズやアロマグッズが並んでおり、よく旅行に出かける私はミニポーチなどをよく調達している。そんな1Fを見た後、まずは地下へ。地下は軽食やフードを扱うコーナーになっている。無印名物バターチキンカレーを購入するもよし、マシュマロなどのお菓子を買うもよし。
そんな地下に入り、下りエスカレーター正面に進んで右方向にも無印良品が続いている。ここには収納家具などが取り揃えられており、私も収納具をよくここで購入する。
そんな店内を見つつ、案内表示で「ANNEX.A」と書かれている方向を目指す。渋谷西武のA館のことだ。(2024年7月時点の呼称)

この案内が目印

無印良品地下1階を進むと渋谷西武のB館につながる。渋谷西武の建物が坂に建っている都合上、無印良品地下1階から渋谷西武B館に至ると「1階」になる。余程気にする方以外は大した話ではないが、自分が何階に居るのかを意識すると、戸惑うと思う。

1階で渋谷西武のB館からA館に向かえるが、車道を越える必要があるほか、しっかりした屋根がある訳ではないので、豪雨の時は濡れる。よって、徹底して傘をささないのであれば、渋谷西武館内の連絡通路を通る方が良い。

渋谷西武B館からA館を見る
渋谷西武B館を3Fに上がる
渋谷西武B館からA館への連絡通路

渋谷西武B館3Fに上がるとA館へ向かう連絡通路がある。これで雨に濡れずにA館に到達できる。
その後はA館1Fに向かう。

渋谷西武A館1F

渋谷西武A館1FはSHIBUYA TSUTAYAと隣り合わせで、実質的に直結している。よって、ここも雨に濡れずに移動できる。
階段を使うもよし、SHIBUYA TSUTAYAに入るもよし。今回は何の気なしにSHIBUYA TSUTAYAの店内エスカレーターを使った。
2024年4月25日にリニューアルされて、1F店内にあったスターバックスは2Fに移った。1F外のスタンド店舗は健在なので、通りがかりにアイスショートパッションティー(ノンアイス)をサクッと買って一瞬の涼を感じると良い。
2FスターバックスではSHIBUYA TSUTAYA店舗限定のオリジナルグッズ(だるまのマスコットなど)を販売しているので、スターバックス好きな方はぜひ訪問してみることをお勧めする。

右の緑色の場所にスターバックスのスタンド店舗がある
SHIBUYA TSUTAYAの地下

地下に降りると渋谷地下街「しぶちか」に繋がる。ここも当然、屋内なので傘不要。しぶちかはJR渋谷駅ハチ公口にも繋がるので、このルートでJR線の乗車も可能だ。

しぶちかの入り口

しぶちかから渋谷フクラス

しぶちかから渋谷フクラスまでのルート
しぶちか

しぶちかに入ったら「A5」と書かれた方向に向かう。方向としては西に向かうことになる。
しぶちかの階段に突き当たる前に東急フードショーに入る。このフードショーの最も西側は渋谷マークシティと繋がっている。これで、マークシティに入れば京王井の頭線渋谷駅にも傘をささずに移動できる。

東急フードショー入り口

このA5出入り口付近の東急フードショー内に崎陽軒がある。シウマイ弁当、ポケットシウマイを西側(ハチ公口側)で買い求めるなら、東急フードショーだ。(東側ならヒカリエ地下に崎陽軒がある)
最近は新潟妙高の米を使ったごはん屋さんが美味しそうなほか、パン屋のアンデルセンの斜向かいにある中華惣菜のお店の中華麺イートインもいつも美味しそうに見える。
なお、店内の中央壁側にイートインコーナーがあり、店内で惣菜を購入してイートインコーナーですぐいただくこともできる。

フードショーからマークシティーへの通路

惣菜を物色した後でフードショー奥の通路からマークシティに移動。
マークシティでも生鮮食料品の誘惑が待っているが、今日の私は成城石井のトリュフポテトの誘惑に負けた。程よい塩気とトリュフの香りがクセになり、かつスティックポテトの大きさが小腹の空いた時に丁度良いサイズなので、完全に中毒症状を催す。酒のつまみにも最適。どハマり中の一品だが、今の所私は成城石井でしかみたことがない。よって、成城石井を見るとつい寄って2袋買ってしまう。特に渋谷限定の品ではないが、この手の軽食が好きな方はぜひ騙されたと思って手に取ってみていただきたい。

中毒性の高いトリュフポテト(ウニもあるが、私はこちらが好み)

マークシティでも満足できる買い物をした後は地下から2階まで上がる。マークシティ1Fから2Fまでのエスカレーターは常時激混みなので避けたかったが、今日は流れで乗ってしまった。通常は、南側(渋谷フクラス側)にある広い階段とエスカレーターを使う。マークシティ1F-2Fを往来する際は、こちらが空いていて快適だ。

東急フードショー(B1)から1Fへ
マークシティ1Fから2Fへのエスカレーター(超有名)
エスカレーターより空いている階段はこちら
階段の踊り場 奥が井の頭線渋谷駅

マークシティ1F-2Fの階段側の踊り場にはATMがあるので、現金を引き出したい方はこの場所に向かうと良い。
マークシティ2FからはJR線・銀座線方面に向かう。「しぶにしデッキ」と称する歩道に向かう。これは「しぶにしデッキ」は仮設デッキで、渋谷スクランブルスクエア西棟ができる頃には消える予定と認識している。
渋谷のシンボル、岡本太郎作「明日の神話」を眺めつつ、しぶにしデッキに突入する。

「明日の神話」

京王井の頭線渋谷駅側からJR渋谷駅方面に進む際は、向かって右寄りを歩く。しぶにしデッキに入り、途中で渋谷フクラス方面に分岐する場所がある。ここからは歩道橋になるが、しぶにしデッキと異なり、風雨を避ける囲い(壁)がなくなる。ただ、歩道橋にも屋根があり、傘は不要だ。歩道橋の屋根は頑強ではないため、横殴りの雨の時は若干濡れると思う。また、部分的に屋根のない箇所もあり、床面は濡れがちだ。滑りやすい靴をはいている場合は滑らないように注意して歩くことをおすすめする。

しぶにしデッキからフクラスへの歩道橋の分岐点
しぶにしデッキから歩道橋方面を望む
屋根はこのような感じ。壁はなし。
歩道橋床面の濡れぐらいはこのような感じ。
渋谷フクラスからJR渋谷駅方面を望む。屋根の左側は通路を覆っていない点に注意。

渋谷フクラスから渋谷サクラステージ

渋谷フクラスから渋谷サクラステージまでのルート
渋谷フクラス2F(歩道橋から到達する場所)

歩道橋経由で渋谷フクラス(施設名:東急プラザ渋谷)に入ると、そこは2Fになる。BEAMSやAKOMEYAが並ぶ。AKOMEYAには食堂が併設されているので、和定食を求めるにはちょうど良いかもしれない。
これらの店舗を眺めつつ、渋谷フクラスから渋谷サクラステージを目指す。まずはビル内ないしビル外のエスカレーターで1Fに降りる。

ビル内で2Fから1Fに向かう
中1Fのような踊り場がある

渋谷フクラス1Fはバス乗り場や案内所shibuya-sanがある。国際色豊かな案内所で、アート展示なども行われている。shibuya-sanで企画されているオリジナルツアーなどもあるようなので、興味がある方は気軽に立ち寄られると良いと思う。

渋谷フクラス1Fの案内表示

そんなフクラス1Fからどのように渋谷サクラステージに、雨に濡れずに向かえるのか。少々気づきづらい場所にルートがある。前述したshibuya-sanからさらに国道246方面(渋谷マークシティから離れていく方向)に向かうと、「エレベーターマーク”43”」のサインがある区画が目に留まる。自動ドアの面に「防災センター」とインターフォンがあるので、ビルの従業者の通用口ではないか?と怯むが、一般の通行人も使える通路(と私は認識している)で、臆することなく進む。

渋谷フクラス1Fにある43番エレベーター
「防災センター通用口」とあるので怯む

エレベーターも使っていいと思うが、私は階段を利用する。地下までずっと降り続けるが、夕方は人通りがそこそこあり、3、4名の歩行者とすれ違った。

B1まで降りる
「サクラステージ」の文字を発見
フクラス側からサクラステージ方面

階段を降りると渋谷サクラステージに向かう地下通路に繋がる。2024/7/21に開通したばかりの地下通路だ。当然ここも雨に濡れずに移動できる。地上の歩道橋しか無かった頃と違い、この地下通路の存在は降雨時に大いに力を発揮する。

地下通路からサクラステージに到達

渋谷サクラステージは地下2Fに繋がる。マクドナルドが目印だ。上りエスカレーターはマクドナルドの店舗間にあるので、迷うことはないと思う。

カッパーカラーのエスカレーターを昇る
サクラステージ2F

エスカレーターを上がる。2Fでは歩道橋と直結しており、雨が降っていなければここを経由して渋谷フクラス、セルリアンタワーに向かうことができる。
ちなみに、2Fから3Fに上がるエスカレーターの向かいにはピアノらしきものが置かれていた。イベント用だろうか。最近はパブリックピアノもあちこちで散見されるが、しばらく据え置かれるのだろうか。

ピアノらしきもの
スターバックスコーヒー渋谷サクラステージ店(Tea&Cafe店)

渋谷サクラステージ3FのスターバックスはTea&Cafe店舗で、TEAVANA(スターバックスのティーブランド)のビバレッジを扱う。六本木ヒルズメトロハット店や恵比寿ガーデンプレイス店などに元々あったが、渋谷でこの業態は初である。2024年7月現在はピーチパンナコッタのフラペチーノが美味しい。今日は後ほど別の店舗に目当てがあるので、ここはスキップする。

TSUTAYA BOOK STORE渋谷サクラステージ店へ

渋谷サクラステージではTSUTAYA BOOK STOREに用がある。2023年1月の丸善ジュンク堂閉店後に渋谷から大規模書店が消えて極めて寂しく思っていたが、2024年7月に大規模書店として渋谷サクラステージにやって来たのがTSUTAYA BOOK STOREだ。
個人的には丸善ジュンク堂の復活か、紀伊国屋書店の移転を期待していたが、入ったのはTSUTAYA。実際に使ってみると、私が読みたいような玄人向けの専門書は少なく、売れ筋の本を前面に出し、所々に玄人向け専門書をちらほら置いているようなイメージで、個人的には良くも悪くもない普通のTSUTAYA BOOK STOREかな、と思う。
あとは最近のTSUTAYAのビジネスの主流であるシェアラウンジが広く取られており、全フロアが書店、という状況ではない。
渋谷スクランブルスクエアにも同様の構成があり、どのように棲み分けているのかは不思議だ。

渋谷サクラステージの南側、ビヤホール側

4階にFOOD METというエリアがあり、ビアホールなどがある。カジュアルにお酒と食事がいただけるエリアで、モバイルオーダー前提の構造になっていた。個人的にはこういうオーダーシステムは楽で好きだ。「鮨とワイン」みたいな魅力的な店舗もあったが、今日はここで呑むとこの後の予定に響くので、別の機会に必ず使おうと思う。

4Fから3Fに降りる
渋谷サクラステージからJR渋谷駅新南改札方面

サクラステージ2Fまで降りるとJR渋谷駅新南改札が近い。こちらも2024/7/21に移設開業したホットな場所だ。ここも屋根があるので雨に濡れることはない。

渋谷サクラステージから東急線渋谷駅

渋谷サクラステージから東急線渋谷駅までのルート
JR渋谷駅新南改札
渋谷ストリーム3Fから2Fへ

渋谷サクラステージから、JR渋谷駅新南改札を眺めつつ渋谷ストリームに向かう。渋谷ストリームも飲食店が充実した場所だ。
渋谷西武からしぶちか、フードショー、マークシティ、フクラス、サクラステージと主要な商業施設を通ってきてちょうどよく腹ごなししたいタイミングになったため、味噌ラーメンの伊蔵八に寄った。店頭の冷やし麺が暑い最中にちょうど良さそうなので、つい入ってみた次第。

味噌ラーメンの伊蔵八
今日のディナーは冷やし麺

ラーメンの次はフラペチーノ。渋谷ストリームのスターバックスでは「My Fruits フラペチーノ」をかれこれ2、3年前から取り扱っている。(いつから始まったか、正確なタイミングは忘れてしまったが)どこのスターバックス店舗で取り扱っている訳でもないメニューだが、取り扱い店舗はじわじわ増えている。消えず、むしろ取り扱い店舗が広がっているのは、それなりに好評な商品なのだろう。

渋谷ストリームのスターバックス店頭
My Fruitsフラペチーノ

My Fruitsフラペチーノは複数のカスタマイズで成立するドリンクで、
・ブレンドするベースのフルーツ(ストロベリー・バナナ・ミックスベリー)
・ベースのドリンク(牛乳・ソイ・アーモンドミルク・オーツミルク/ブラックティー・パッションティー)
・カップインするフルーツ(ストロベリー・ピーチ・(あと何か))
・ホイップクリーム(ストロベリーホイップ・通常ホイップ)
を組み合わせてオーダーする。面倒くさがりな方は忌避するかもしれないが、拘れる人はトコトン拘って、自分好みのフルーツフラペチーノが作れて楽しい。私も好きで、暑い時に渋谷ストリームに来たらこのフラペチーノをよくオーダーする。

渋谷ストリーム2Fから1Fへ
渋谷ストリームから渋谷スクランブルスクエアへ

フラペチーノをいただきながらこのnoteを途中まで書き、飲み干して再度移動を開始。渋谷ストリームと渋谷スクランブルスクエアの間も屋根のある歩道橋で移動できる。ここは、かつての東急東横線渋谷駅のかまぼこ屋根の遺構を活用したモニュメント的な場所だ。

渋谷スクランブルスクエア

この歩道橋から渋谷スクランブルスクエアに到達した場所にCRISP SARAD WORKSがある。カスタムサラダ専門店で、満腹感のある野菜を摂る時によく使う店舗だ。かつて、2022年ごろにはサラダのワークショップ等のイベントを開催しており、私もよく参加していた。その際に伺ったこととして、渋谷スクランブルスクエアはCRISPの中でも最も利用者数が多い店舗だとか。確かにランチタイムを中心に店内が満席なことが多く、ひっきりなしにお客さんが立ち寄っている印象がある。最近はシーズナルサラダが充実しており、季節に応じた旬のサラダを出しているので月に1、2度は使っている。

CRISPのあるフロアは渋谷スクランブルスクエア2Fになる

渋谷スクランブルスクエアに夜7時・8時台に寄ると地下2階の惣菜コーナーで割引販売セールタイムが始まるので、お手頃価格になった惣菜を購入するお客さんが集まる。私もその時に食べたいと思った惣菜やパンを手にすることが多く、今回はブーランジェリーでフォカッチャとクリームパンを3割引で購入した。
2024年6月前後から店舗の入れ替えの関係で空き店舗が目立ち寂しい時期もあったが、また新しい店舗が入ってくるようだ。スクランブルスクエアは他の一部フロアでも店舗の入れ替えがあり、この立地で長く商売することの難しさなどがあるのだろうか。私は特に小売の専門家でもないいち来街者でしかないが、観察しているといろいろ興味深い。

渋谷スクランブルスクエア地下2階

渋谷スクランブルスクエア地下2階から東急渋谷駅に直結している。東横線ヒカリエ2改札が近い。このまま東横線・田園都市線に乗車できる。渋谷周辺の雨はあがったようだが、一部鉄道路線が雨の影響で遅延・運休が発生し、その影響が東急線にも波及していた。

雨の影響で乗り入れ路線に遅延発生した東横線・新横浜線
今回のゴール・宮益坂東改札

最終的な目的地である東急線宮益坂東改札に到達。ここまで一切傘をささずに移動した。各施設で買い物や食事を済ませつつ、雨天でも快適に回遊ができた。雨天の時は外を出歩く人が少なくなり、結果として駅から直結していない施設へは足が遠のく傾向にあると思う。しかし、最新の道路・歩道事情を把握すると、一見駅からは遠そうな施設に雨に濡れずにアクセスができ、ゆとりのある店舗でゆっくりと買い物や食事ができる場合もある。穴場ルート・知る人ぞ知るルートを覚えておくことで、街の使いこなしレベルを上げて楽しむのも面白いと思う。

とはいえ、「街のソフトウェア的側面」、つまりソフトウェアのようにアップデートが激しい=出店・退店の循環が激しかったり、長く営業している店舗もリニューアルによって取り扱い商品や店舗内配置が入れ替わるといった点は様々な意見があると思う。特定の商業施設・商店が永続的に在り続けることは極めて難しく、「在り続けること」自体に重きをおかない・おけない経営事情などもあると思う。街の良し悪しは立場・視点によって様々だとも思う。
私は渋谷のいち来街者・ユーザーでしかないが、それなりに渋谷に愛着を持っている者として、色々な思いを持って、その時々の街の楽しさを見つけて、また引き続き渋谷を使い続けていきたいと思う。

(こぼれ話)
この日、渋谷に出向いた理由はANKERショップでACアダプタを購入することだった。渋谷パルコにANKERショップがあることを知っていて、一目散にANKERショップを目指したものの、渋谷パルコからは退店していた。
そんな渋谷パルコ店内で調べたところ、ちょうど2024/8/1からフラッグシップショップが渋谷にできると知り、タイミングが。。。と思ったところだった。
まさに「ソフトウェア的な街」のアップデートの影響を身をもって受けたという次第。
来る度に変わる街もまた、楽しい。

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