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映画【モテキ】考察と感想

こんにちは、おしんと申します。今回は2011年9月23日公開の映画【モテキ】を見た感想を記事にしたいと思います。ネタバレも含みますのでまだご鑑賞されていない方はそちらも含めて読んでいただきたく思います。

1.あらすじ

三十路前のモテない男、藤本幸世(森山未來)は派遣社員として日々を過ごしていたが派遣社員を卒業しニュースサイトのライターとして正社員になった藤本のつぶやきにある日突然コメントが来る。

ツイッターを通して知り合ったライター仲間と一緒に飲みに行こうという話になり一度会ってみることに。なんと現れたのは女社員の松尾みゆき(長澤まさみ)二人は意気投合しかなりの泥酔状態に。途中で松尾の友達の彩海(山田真歩)も参加し最終藤本の家で夜を過ごすことに。松尾を置いて彩海が帰った後二人きりになった藤本がとった行動とは…

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突然モテキが到来した藤本が心の葛藤をしながら様々な女性と語り合い、いくつもの壁を越えていくラブコメディー。初めに出てくる松尾にも複雑な事情があり心に闇を抱えているが果たして二人の結末は?

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2.考察とネタバレ

藤本の家で一晩を過ごす二人だが結局藤本の勇気がでずそのまま分かれる形に…その後二人は仲良く遊ぶがなかなかあと一歩が踏み出せずにいる藤本。そんなある日松尾が不倫していることを知る。

モテキが到来しているため、松尾の友達である枡本みる子(麻生久美子)と共通の趣味などで話が盛り上がる。その間上司と飲みに行った先で愛(仲里依紗)に口説かれ記憶が飛ぶくらい泥酔してしまった藤本は愛の実家で目を覚ます。最終的にはそのまま寝てしまったとのことだが、ここでの愛の登場は物語にアクセントをつける意味でとてもよかった。子供ができたが夫に逃げられ女で一つで子供の世話を見る愛。かなり考えさせられます。

その後再度みる子とあった藤本はみる子の気持ちを伝えられ一晩を共に過ごす。やけくそになった藤本は松尾にみる子とやったとわざという。

ショックを受けた松尾は藤本といては自分がダメな人間になってしまうと思い、不倫相手の元に戻ろうとする。ここで物語はクライマックスに最終的に藤本が松尾に自分の気持ちを伝えそれが叶うというストーリー。

映画宣伝では真木よう子演じる唐木素子も何かしら藤本とのラブストーリーが予想できますが、本編でそのような場面はなくあくまで仕事の先輩として責任感の在り方や仕事への姿勢を説いている役でした。

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3.感想

今回映画【モテキ】の考察を書かせていただきました。率直な感想を言うとかなりいい映画だと思います。私はドラマシリーズ。原作を見ていないので今回の二時間の枠ということを考えたうえでどのようなストーリで進んでいくのか見ていましたが、意外と。思っていた以上に複雑な恋愛感情、環境が絡まりあい人間味のあるドラマのように感じました。

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松尾もただ単に藤本と距離をとっているのではなく、自分の追いかける夢と、藤本と一緒に過ごしている中の自分の相違のようなものの間で葛藤していたのかなと思います。

女性陣のキャストが素晴らしくそれだけでも見る価値はあると思いますが、シンプルに恋物語。として映画を鑑賞していただくのも可能かなと感じました。ぜひご覧ください。


4.まとめ

今回は映画【モテキ】の記事を書かせていただきました。邦画として見ていなかったので今回アマゾンプライムで鑑賞しましたが、僕の中では見方によってはかなりの人間ドラマかなと感じました。記事を書いていて、足らずのところもあると思いますが、ご了承お願いします。

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