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朗読フリーの作品

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こちらにある作品は基本朗読フリーとなっています。 ※朗読する際はこちらのアカウントにDMでご連絡ください。(https://twitter.com/jamasin6) 語尾の変更…
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#短編

陽光

その日の夕方、私は疲れ果てた体で帰宅しました。

都合よく体調を崩した同僚のせいで前日の夜勤から続けてそのまま日勤に。とうの彼女は課長の部屋のベットでさぞやスヤスヤと寝ていたことでしょう。

私が眠りについたのと自室のベットに倒れこんだのとでは、どちらが先でしたのか。辛うじて化粧だけは落としたはずでした。

ふと目を覚ますとカーテンの隙間から日の光が漏れていました。

疲れすぎて朝まで寝てしまった

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充分ではない(短編怪談)

祖母と私はともに霊感らしきものがあった。

あくまでそれは「らしき」ものだった。

例えば道を歩く血まみれの女性の幽霊が見えたりとか、首のない青年が駅のホームで頭を探していたりとか、そういう光景が見えるわけではない。

どことなく、あそこに行ってはいけない気がするとか、今日は大事な電話(だいたいの場合は悪い知らせ)がくるから外出しない方がいいとか、そういうことが分かるだけだ。

じゃあどうすればい

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短編怪談「彼が悲しそうな理由」

久しぶりに会った友人は学生の頃とは打って変わって寡黙で雰囲気も暗かった。
一体、クラスのムードメーカーになにがあったのか。私は彼の話を聞くことにした。
彼は悲しそうな顔で話し始めた。
「大学の時に事故に遭ってさ。頭を強く打ったらしくて、一命は取り留めたんだけど。」
そこで一度言葉は途切れた。
「後遺症があるのか?」
心配そうに聞く私に彼は答える。
「そう……なるかな。その事故以来、幽霊がね見えるよ

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コインロッカー(朗読:かすみみたま様)

その日、僕は駅の構内で友人を待っていた。
スマホに視線を落とすと時間は12時25分。
約束まではあと5分。友人から28分着の電車に乗ったとLINEがあった。
友人はいつも、時間どおりにくる。らしいと言えばらしいが、いつも早めにくる自分に少しは合わせてくれてもいいような?と思わないでもない。
ま、自分も友人に合わせる気がないからどっちもどっちか。

『ここを開けてくれ……』

突然、背後から男の声が

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