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マーケターの異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて3文字の英単語を愛するようになったか

タイトルが長い

あなたがコンテンツマーケティングとかリードナーチャリングとかライティングのセミナーに行ったら、300%以上(1回につき最低3回)いわれるフレーズがあります。

タイトルはだいじです!

そういうときは「くっ、まただ……何度ループしてもタイトルがだいじっていわれてしまう……」とつぶやきながら会場を出ていくと、へんな空気になるのでぜひやってみましょう。

ぢごくのまーけたー、しんいつです。

そういわれて「へー、そうなんだ、タイトルってだいじなんだー」ってすなおにうけとってしまうあなた。あなたはマーケターをやるには心がやさしすぎます。まにあううちに逃げるんだ! いそげ!!

すれっからしのマーケターであれば(そうなのか? ほんとうにタイトルってだいじなのか?)と考えなければいけません。ちなみに杉田かおるの自伝「すれっからし」はおすすめです。

タイトルはだいじ

結論からいうとタイトルはだいじです。

あたりまえだろ、そんなこと。たとえば杉田かおるの自伝が「はだかのかおる」だったら読まないだろ。いや、読むか。杉田つながりで「かおるの解体新書(ターヘル・アナトミア)」だったら読まないだろ。いや、読むか。もうわからん! ぜんぜんわからん!! おれたちは雰囲気でマーケティングをしている!!!

それはそれとしてですね、明白な事実にむきあうときにも、すこしちがった角度でひかりをあててみるってことはだいじなんですよ。タイトルとおなじくらいだいじなんですよ。

「タイトルはだいじ」という命題にたいして、どういうちがった角度でアプローチをするか。

それが今回、あなたにおつたえしたい本質論です。

さあ、考えるんだ! いや、考えるな、感じろ!! おれたちはブルース・リーなんだ!!!(ちがう

結論からいうと、この場合の正解は「だいじなのは……タイトルだ!」なんですよ。

だいじなのはタイトル

「え? なにがちがうの?」とおもったあなた。

あなたは芯をかめてない。

国民的コミックの「ワンピース」。主人公ルフィのきめゼリフがありますね。アニメの予告編でも毎回言っているあれです。

海賊王に、おれはなる!

これね。これは芯をがっつりかんでいるんですよ。本質をとらえたフレーズなんですよ。これがですね、もしルフィが、いや尾田栄一郎先生が、本質よりも文法的な正しさを優先するキャラだったら

おれは海賊王になる!

ってなるんですよ。

文法的正しさを優先していたら「ワンピース」はこんな国民的大人気作品になってない。たぶんウソップが仲間になったくらいで「おれたちの航海はこれからだ!」になってる。5巻くらいで終わってる。

「え? 前後いれかえただけやん。なんで?」っておもったあなた。

なんでもひとに聞くな! ちょっとは自分で考えろ!! いや、もうぜんぶ自分で考えろ!!!

マーケティングの本質その2

海賊王に、おれはなる!

次回予告

世界がもし100人のマーケターだったら

悪いことは言わない。やめておけ!