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積み重ねの奇跡を加速する! 〜場の力の活用〜

前回の記事では、
積み重ねの「奇跡!」についてお伝えしました!

今回の記事では、日々の積み重ねによる成長や学びの効率UPをサポートします!

実は、前の記事で例に出した計算よりも、もっと早く進歩するための裏技があるのです。

それは「場の力」を活用することです。

場の力 ~先人や仲間から学ぶ~

積み重ねの奇跡の記事では、
日々の積み重ねの行動は、自分一人で行う前提で考えていきましたが、
なにも、一人で行う必要はありません。

過去に先人たちが積み上げているもの、
仲間たちが、一緒に積み重ねているもの、
学びの場やコミュニティ、

これらを場の力を活用しない手はないのです!

場の力の活用ポイント ①楽しく行う

楽しく行うことで、学習効果が劇的に高まります。
気の合う仲間と一緒に学ぶのは、楽しいものです。

楽しいの語源は「手伸しい」ともいわれており、
伸び伸びとしている状態です。
このとき、実際に、神経が柔軟になり(可塑性といいます)、学習効果が速まります。

逆に、周りと比較したり、あれこれと気を使い使いすぎて「力み」が生じると、
かえって、苦痛系(アドレナリン系)が働き、
筋肉や神経が固くなり、学習効果が落ちてしまうので注意が必要です。

場の力の活用ポイント ②素直に「まねる」

スポーツや芸術、勉強、仕事など、
理想とする人の動作や話し方、マインドセット(信念や価値観、世界観)、ライフスタイルなどを鏡のように真似ていくことで、
早く理想に近づけるようなるという技術を「モデリング」といいます。

「学ぶ」の語源が「まねぶ」「まねる」であることからも、日本では昔から職人は師匠から「技をまねる(ぬすむ)」ことで学んできました。

学ぶには子供のような素直さが大切です。

子供のような好奇心や情熱をもって楽しんでみましょう!
自分が変化することにオープンになって、
今までの常識や思考、他での学びは、いったん傍において、
身体もハートもマインドも解放して、楽しんでください!

場の力の活用ポイント ③よく見る(観る)

この「よく見る」のポイントは、学びにとって最重要の一つです。

見ることは、自分自身に引き込むことでもあります。
見ることで、対象の動きや神経活動、思考、感情といった内面までが、自分に引き込まれます。

スポーツや習い事などで、
出来る人の側にいくと、
”自分もなぜか、出来るようになる”
”出来る人から説明されるとわかった気になる”

そんな経験はないでしょうか?

これらは、科学的にも解明されてきています。

脳にはミラーニューロンという神経ネットワークがあります。
例えば、ダンスのイメージトレーニングで、上手なダンサーの動画をみると、ダンサーと同じ神経細胞が活性化されます。

一度「見る」だけでは、すぐに神経活動(記憶)は消失しますが、
日々の積み重ねのなかで、
理想とする対象を、繰り返し「見る」ことで、記憶を定着させていくことが出来ます。

場の力の活用ポイント ④足を運ぶ

物理的な距離も、ポイントの一つです。

オンラインで、家から世界中につながれる時代ですが、
物理的に近い距離で、リアルに会うことも大きなメリットになります。

身体的に近い方が、五感や集中力が働きやすく、その分学びが加速されます。

加えて、慣れた部屋や環境などの日常から離れて、学びの場に足を運ぶこと自体が、
集中力を高め、環境からくるノイズをクリアにして、受け取れる器を大きくしてくれます。

ポイント②の素直さとも関係しますが、空っぽのコップには、たくさん水を注げるのです!

場の力の活用ポイント ⑤親しみをもつ

上記④は、物理的な距離のポイントでしたが、
今回は心理的な距離のポイントです!

私たちのミラーニューロンは、
仲の良い友人や仲間、家族の影響をうけやすい!という特徴があります。
親しみがある相手からの学びほど効果的なのです。

単純接触効果というものがあります。
繰り返し見たり、会ったり、接触する回数が増えるほど、親近感を感じるという効果です。

この単純接触効果は、人だけではなく、モノや環境、あらゆる関係性にあてはまります。

ポイント③「見る」や④足を運ぶ、にも共通しますが、
”接触を積み重ねること”そのもので親近感が増し、効果的な学習につながります。

場の力の活用ポイント ⑥時と場を選ぶ

「規則正しさ」が、神経ネットワークの再構成を促進します。

学ぶ際には、同じ場所や時間に行うと捗りやすくなります。

例えば、習い事や、家でストレッチ、瞑想、運動は、ある程度のルーティン(同じ時間や場所)がある方が、取り組みやすく効果的です

ただし、ルーティンの注意点は、慣れるほどに惰性で行い、集中力も低下しやすいので、ポイント①の楽しさの感情を忘れないことです!

場の力の活用ポイント ⑦すぐメモをとる

場の力を活用すると、
自分1人では思いつかないような、発想や気づきが起こりやすくなります。

ところが、この気づきは、夢の内容のように、あっという間に消えて忘れてしまいます。

その日のうちに、メモをとったり、何回も思い出したり、3日以内に誰かに話したりと、意識的にアウトプットすることで、記憶が定着しやすくなり、学びを有効活用することが出来ます。

場の力の活用ポイント ⑧誰かに教える

学びの最高の方法は、学んだことや気づきを、誰かに教えたり、伝達することです。

「教える」とまで、いかなくても、分かち合ったり、話すだけでも、神経回路がどんどんと活性化されていきます。

また、相手から質問を受けることで、
自分1人では気付けないような、新しい気づきや学びが生まれてきます。

場の力を活用しよう!

ここまで、場の力を紐解きましたが、いかがでしたか?
ぜひ、場の力を活用してみてください!

心身のエネルギーを高めるための、場を作っておりますので、ピンとくるものがありましたら、お声がけください!



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