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Shining Blade III - プロローグ -

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Shining Blade III のプロローグです。 全5ページ
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新章開始

ご無沙汰しております、浄閑です。

さて、「Shining Blade II」終了から2年あまりが経過し、また筆を執る気になりましたので、新章を「Shining Blade III」と題して、新たにボチボチと思うところを書いていきたいと思います。

前章「Shining Blade II」は、私が馬主として最初に購買・所有した馬、「Kanandah Queen」の子供達を追うというのが、そのメイン

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電波的相馬論ふたたび

「Shining Blade」「Shining Blade II」をお読みいただいていた読者の方は既にご存知だと思いますが、ここで簡単に「情報分析による相馬の存在意義」とはどういったものなのか? その概要を簡単に説明しておこうと思います。以前は、「電波的相馬論」と呼んでいた内容です(笑)。

「競走馬としての素質に富んだ仔馬をどう選別するのか?」

その方法は多岐にわたります。

血統的なアプロー

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情報分析による相馬の利点

情報分析による相馬、その最大の利点というのは、

「そんなアプローチからの相馬は、ほとんど誰もやっていない」

これに尽きます。

実は、相馬というのは、初歩の段階だとそんなに難しい話ではないのです。例えば、9頭の未勝利馬の中に、1頭だけGI勝ち馬を混ぜて、「さてどれがGI馬でしょう?」なんてクイズを調教師に出すと、不正解なんて人はさすがに一人もいないと思います。

これは競走馬のセリ市においても

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情報分析による相馬の成果

私が初めて競走馬を購買したのは2004年。以来、14年に渡って、実際に競りで仔馬を購買してきました。

その間には、ピックアップはしていたものの、値段的な問題であったり、環境的な問題、単純に運の問題で実際には買えなかった後の活躍馬も多くいるのですが、現実に購買に成功した馬での活躍例となると、以下のような馬達になります。

ヨヨギマック    38戦5勝  取引価格300万円  獲得賞金額9999万

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情報分析による相馬の実績まとめ

前述の結果を、簡単にまとめてみましょう。

成功例の購買総額:8500万円
成功例の平均購買価格:708万円
成功例の獲得賞金総額:3億6224万円
成功例の平均獲得賞金額:3020万円
成功例の中央勝ち馬率:83%

失敗例の購買総額:2億9600万円
失敗例の平均購買価格:2473万円
失敗例の獲得賞金総額:1億1942万円
失敗例の平均獲得賞金額:995万円
失敗例の中央勝ち馬率:17%

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