代官山と花束
今日通知がきたFacebookの「過去の思い出を振り返ってみましょう」によると6年前の今日東京にいました。
友達のクラブイベントに呼ばれて、名古屋から東京まで向かってる途中の新幹線でウキウキで投稿してました。この時まさかあんなことになるなんて思ってなかったな。
この日代官山でオールナイトで遊んで朝方少し寝て、起きたら夜まで遊んで帰るという予定。
目的のイベントでは久しぶりに会えた友達とのお酒、音楽、大都会の雰囲気、とにかく最高でした。
そして朝。イベントも終わって、仮眠する場所を探してたのかそれとも駅に向かってたのかどうか忘れたけど一人で代官山の町を歩いていると、
めちゃくちゃオシャレな花屋が目の前に現れました。
今思うと初めて行った場所でなぜそこを通ったかわからないような住宅街の中。派手ではない洗練された雰囲気の、地元にはとてもないような、さすが代官山といういでたちの花屋。
まるでそこに花屋があるのを知ってたかのような、そして吸い寄せられるような感覚で店内へ入りました。
「あ、今日プロポーズしよ」
どの段階で決めてたんでしょうか。花を渡すとも、今日伝えようとも何も考えてなかったけど。本当に突然フッと湧いてきて。そろそろかなという思いはありつつも計画立ててたわけでもなく、少なくとも花屋が目に入るまではなかった発想。そんなもんなんですかね。
店員さんの話聞いてたらバラの花びらに直接メッセージ入れれるんですって。東京すごい。ってなわけでその日の夜会う予定だった彼女にメッセージを書いてもらいました。
※※※
夜、彼女が地元の駅まで車で迎えにきてくれました。荷物が多かったのでそれが入った紙袋は目立つこと無くバレずにトランクへ。車内でどう切り出そうかドキドキでしたが、
なんとかサプライズ花束プロポーズをキメて涙涙のオッケーをいただいたのでした。。
あー幸せってこういうことかー
未来が始まっていくんかー
これから頑張らなあかんな!
と浮かれたり、決意したりの二日後、
まさかの妊娠発覚。
もう幸せやらびっくりやらテンパりましたよ。あまりのタイミングに二人とも喜んでいいのかどうかもわからなかったし実感も無かったけど、、
あの時花屋さんがなければ、思いついてなければ、
気持ちが固まってなければ、いわゆるデキ婚。
まさに紙一重というか、もちろんそれが悪いとも思ってないけど、そこに気持ちを引っ張られる前に、自分の気持ちを伝えられて、それに応えてくれたことは本当によかったな。
あれから6年、色々あったけど、、
あの導きには今でも不思議に思います。
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