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牛タン事件 その後

夫が息子の昼食用に買っていた牛たんを、私と娘がうっかり食べた事で、家を追い出されかけた"牛たん事件" のその後だが…

翌朝、すごい集中力で、息子の牛タンランチを作っていた。殺気だっていて近寄れない。

全神経を集中して完璧に仕上げた牛タンランチ。さぞ息子がうめーと歓喜をあげて食べただろうなと思ったら、


あれっ


なんだろう…

牛タンの横に、ボンカレーの空き箱ない?

そう、、、息子は牛タンには一切手をつけず、ボンカレーを食べていたのでした🤣

いや〜、いいよいいよ息子くん。
なかなか良い仕事をしてくれるじゃないか。
母さん、久々にしびれちゃったよ。

息子の牛タンランチは夫の牛タンディナーに変更しておいたー

さぁ、夫はこの事実をどう感じたんだろうか。

もし仮に、私がボンカレー食べていたら、またキレるのだろうか。

せっかく隣町まで買いに行った肉なのに!!とか
こんなことでは困ります!!とか、
絶対、食べるべき!!とか。

私はLINEで気持ちを全部伝えた。
余すところなく。負けてたまるかってね。

また、、、

夫は「これしかない!!」が最近ブームらしい。
視野狭窄的な自動思考。

進学はここしかない!!
熱でたら早く寝る、それしかない!!

怖い怖い。
そんな狭い考えやから、融通が効かないんや。


今回のことを振り返る中でこんな記事を見つけた。

特性上、物事に集中してしまう傾向があり、それとともに、固さも高まる。


夫は情緒が乏しい。
日々のあいさつもないし、誕生日会のハッピーバースデーの歌を歌うその瞬間に風呂に入るくらいの情緒の薄さ

ASDは「認知障害」と言われているけど、同時に「情緒発達の遅れ」でもあるという専門家もいるらしい。


今回のことを色々振り返る中で、

「緊張性の情緒」という概念も目に飛び込んできた。

刺激や活動に集中し、心を固くする情緒が強く現れている時、その情緒は、気持ちの集中を助ける。ただ一方で、刺激や活動で快感を感じると、そればかりに気持ちが集中してしまう。


わかるー。
牛タン事件の際も感じた。

周りが見えなくなっちゃってる。
すごい集中しだしたら、よからぬ事が起きるかも、と私は怖くなるもん。

まぁもう、夫はいい。大事なのは息子だ。
夫よりは情緒が幾分あるし、夫みたいにならないように、今から情緒を更に育てるようと思う。

美術作品との対話、趣味の音楽、読書。
そして私たちや友達との対話を通して、情緒が育っていけばいいなー

まぁボチボチと。

しかしボンカレーは最高やったなー🤭


昨日の牛タン事件



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