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産後クライシス:こどもができた男は、これだけは絶対読めっていう本

どんな子に育てたいとか、一緒に何をやりたいとか、夢は広がってしまうのはわかる。だが今後の幸せな人生のために、何はなくともまずこれを読め!Kindle版がないのが個人的には残念だけど、紙で読め!

3行でまとめると、

・妻の、夫への愛情は子育て期に急降下しがち
・その時期に急降下した愛情は一生復活しない
・愛情の急降下を避けるための夫の育児参加は、最初が肝心

自分の印象に基づいたまとめですので正確さは保証の限りではありませんw

特に3番目のポイントについてこれまた自分なりにまとめてみると、

・奥さんは赤ちゃんがお腹にいるときからその存在を感じているが、夫は生まれてようやくその存在を実感する
・(里帰り出産の場合)奥さんは里帰り中に赤ちゃんのお世話を一通り身につけるが、夫は自宅に帰ってきてからようやくまともに育児のスタートを切る
・奥さんは育休中はこどものことに意識の大半を使うけど、夫はそうもいかない

つまり、男性はあらゆる点で育児のスタートが遅れる、ということです。

どこかでその差を取り返さないことには、うまくできない夫に妻はイライラするし、イライラされた夫は子育てに対する意欲をなくす(まあそもそも意欲があるとかないとかの問題じゃないですけどね)し、差は広がるばかり。そして夫婦の溝も広がるばかり。つまり、男性の育児参加はとにかく最初が肝心、というのが自分なりのこの本を解釈した結果です。

なので、自分は、里帰り出産中はできる限り育児に参加できるように、奥さんの実家を訪れて、オムツを替えたり、ミルクをあげたり、抱っこしてあやしたり、沐浴をさせたりするように努めました。と言っても、実際のところは仕事の都合もあり、世間の標準を大きく上回るようなものではなく、育児参加は非常に限定的だったと思います。

それでも、奥さんの理解と優しさもあって、子育てのスタートはまあまあ上手に切れたのではないかと自分なりに思っています。

でも育児って、次から次へと新しいことが出てくるんですよね。お風呂は沐浴じゃなくて普通に入浴するようになるし、着るものはロンパースからセパレートになるし、離乳食も食べるようになるし。奥さんは基本的にこの辺のことはすべて自分で考えて適切なタイミングで対応しているので、自分のアップデートが遅れて、イラッとされることもしばしばですw

気が抜けないぜ、子育て。

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