採用・広報の方へ。副業のすすめ
何が言いたいかというと
人にとっての良し悪しは他との比較を通して決まるのだから、採用や広報みたいに社外の人に自社を伝える仕事をするなら比較対象となるを社外を知ろうぜ
ということです。
一文が長いですね。
簡単に言うと、自社を知るために他社を知れということです。
例えば、身長178cmを高いと感じるか低いと感じるか問題。
日本人男性の平均身長は172cm。日本人からしたら178cmは高い方と思うでしょう。
一方、世界で一番背の高いオランダ人男性の平均は183.8cm。オランダ人から見たら小さいことになります。
つまり、178cmという身長は日本社会では長身として強みになるけど、オランダでは弱みになるのです。
採用や広報も同じです。
中途採用を例に上げるならば、候補者にとっての会社の価値は、現職を含む他社との比較で決まります。
自社の売りとして、コアタイムなしのフレックスタイム制を推すとします。前職が定時制だった人には刺さりそうですが、裁量労働だった人からするとディグレードされたように感じます。
良かれと思って発信している会社の魅力は、他の会社と比べてなんら面白味のない特徴かもしれません。
逆に、なんとも思ってなかったことがすごく差別化された魅力かもしれません。
これは、私が転職活動や副業を通して感じたことです。
実際に他社で働いてみると、今まで意識しなかった自社のいいところがどんどん見えてきます。
副業推しで書いちゃいましたけど、副業じゃなくとも他社の人と話したり、面接受けに来た人から自社と他社の比較を聴くのでも十分意味があります。
副業を推したのは、その情報が知識としてでなく体験として入ってくるからです。
視覚・聴覚を駆使した伝聞よりも、五感を通して感じた感覚を人間は強く記憶できます。
というわけで、お時間ある人ぜひお互いの会社を情報交換させてください!
お読みいただきありがとうございました。
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