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締切を設けないと仕事は終わらない?パーキンソンの法則とは#148



こんにちは。

仕事や宿題が締切ギリギリまで終わらない、そんな経験は誰もがしていると思います。

今日はギリギリまで終わらない、を改善するために
「パーキンソンの法則」についてお話しします。

この法則を理解することで、時間の使い方やお金の管理をより上手にできるようになると思います。


パーキンソンの法則とは?

パーキンソンの法則は、1958年にイギリスの歴史学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則です。

この法則には、主に2つの重要なポイントがあります。

第1法則:「仕事の量は、与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」

この法則の第1のポイントは「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というものです。

たとえば、ある宿題に1週間の時間が与えられた場合、その宿題は1週間いっぱいかけて完了することが多いということです。

これは与えられた時間をすべて使い切ろうとする人間の性質によるものです。

第2法則:「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

次に第2のポイントは「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」というものです。

これは収入が増えると、それに伴って支出も増えてしまうという現象を示しています。

たとえばお小遣いが増えると、その分だけ欲しいものが増えてしまい、結局貯金ができない、という経験はありませんか?

まさにこれがパーキンソンの法則の第2法則にあたります。

パーキンソンの法則を活かして仕事や勉強を効率化する方法

パーキンソンの法則は、私たちの時間やリソースの使い方に深く影響を与えています。

この法則によれば、タスクは与えられた時間の範囲内で膨張し、収入が増えると支出もそれに比例して増える傾向があります。

これらの傾向を理解することで、私たちは仕事や勉強の効率を大幅に改善することができます。

締め切りを自分で設ける

まずタスクを小さな部分に分け、それぞれに現実的かつ短い締め切りを設定することが重要です。

これにより先延ばしを防ぎ、タスクに取り組む際のプレッシャーを軽減できます。

例えば大きなプロジェクトや試験勉強を進める際には、一度にすべてを片付けようとせず、毎日少しずつ進めることで、全体を無理なく終わらせることができます。

また、自分自身で設定する締め切りを厳守する習慣をつけることも大切です。

締め切りを意識することで、作業を計画的に進める力が養われ、結果的に時間を有効に活用できるようになります。

収入が増えてもお金を使いすぎない

さらに収入やリソースが増えたときには、その分だけ支出や使い方を増やすのではなく、計画的に管理することを心がけましょう。

収入が増えたからといってすぐに生活水準を上げたり、無駄な買い物をするのではなく、長期的な視点で資金を管理することが、健全な財務状態を維持するために不可欠です。

このように、パーキンソンの法則を理解し、それに基づいて自己管理を強化することで、仕事や勉強の効率を高め、より充実した成果を得ることができるでしょう。

まとめ

パーキンソンの法則は私たちの時間やお金の管理において、非常に重要な洞察を提供してくれます。

この法則を理解し、適切な対策を講じることで、効率的な仕事の進行や健全な財務管理が可能になります。

少しでもこの法則を意識することで、日常生活がよりスムーズになり、自分の目標に向かって着実に進むことができるようになるでしょう。

ぜひパーキンソンの法則を活用してみてくださいね。

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