【ボツ】マンチェスター・U、バルセロナMFデ・ヨング獲得か テン・ハフ監督とデ・ヨングはアヤックスで師弟関係

バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングがクラブの現状に不満を募らせており、退団が間近であるという。そこで、恩師であるエリック・テン・ハフ監督が率いるマンチェスター・ユナイテッドが同選手の獲得に乗り出すという。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
 
デ・ヨングはこれまでもバルセロナを退団するのではないかと噂されてきた。2022年にテン・ハフ監督がマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任した際も、デ・ヨングは同クラブへ移籍するのではないかと報道された。同クラブは約7000万ポンドのオファーを出したとされるが、最終的には合意には至らなかった。
 
バルセロナは現在ラ・リーガ3位に立っている。首位レアル・マドリードとの勝ち点差は10ポイントと優勝争いから離れており、1月にはこうした状況をうけてシャビ監督が今シーズン限りでの辞任を表明した。こうした状況にデ・ヨングは不満を抱いているという。
 
また、近年バルセロナは財政難に苦しんでおり、クラブ上層部もデ・ヨングの放出はやむを得ないと考えている。
 
この状況に目をつけたのがマンチェスター・ユナイテッドだ。同クラブの守備的MFは、今年で32歳を迎えるブラジル代表MFカゼミーロが主に務めている。しかし、今シーズンは負傷に苦しみ公式戦の出場は15試合にとどまっている。守備的MFとしては他に18歳と若いイングランドU-19代表MFコビー・メイヌーが出場し続けており、人材が不足しているのが現状だ。
 
テン・ハフ監督が2017年12月にアヤックスの監督に就任してから、2019年7月にデ・ヨングがバルセロナに移籍するまで、両者はアヤックスで師弟関係にあった。移籍が実現すればマンチェスター・ユナイテッドで再び師弟関係を組むこととなる。

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