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十五夜を終えて改めて日本の良さを感じた

8月が終わって約10日。

午前5時半に外に出るとしんとした雰囲気が漂い、8月にはなかった冷気が自分の体を通り抜ける。

先日の9月10日はいわゆる十五夜だった。

独身の頃は十五夜なんて気付かずに通り過ごすイベントのひとつだった。十五夜の時期かと感じるのはマクドナルドの月見バーガーの広告を街で見かけたときだけ。ああ、今年もお月見の時期なのか月見バーガー食べたいなあと思う程度。

そもそも十五夜ってなにという問いから始まるのだが、

十五夜とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事です。
平安貴族が中国の風雅な観月を取り入れ、のちに庶民に広がると、秋の収穫物を供えて実りに感謝をする行事となりました。十五夜は芋類の収穫祝いを兼ねているので、別名「芋名月」といい、里芋やさつま芋を供えます。

とのこと。初めて詳しく調べた。

しかし今年は、お月見だんごでも作って月を眺めてみようということになった。それは3歳の娘のためだった。

3歳にもなるとある程度物分かりがはっきりしてくるので、今日はお月見だよ〜お月さま見るんだよーというとお月さま探す!と言って喜んでたので、団子を準備して一緒に大きな満月を見たのが、今年の我が家の十五夜でした。

子どもがいないときは十五夜なんて気付かずに終わってたのに、子どものおかげで月を見て改めて季節を感じることができる。

最近はスマホが普及して空を見上げることも減ってしまったけど、私たちが日々忙しく生活する中で忘れてしまっている日本の良さは、この季節を楽しむところに残されてるなと改めて思った。

子どもの頃はなんとなく過ごしていた季節のイベントも、大人になると妙に勉強になるというか、とても大切な気付きを与えてくれるものになった。日々の中でも季節感を感じて過ごしていきたいと思った今日この頃。

次のイベントは、なんだろ笑


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