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不正や嘘が発覚した場合、追及することは良いことなのか

こんにちは、守屋です。

必ずと言っていいほど、どんな組織であっても、友達同士、家族、恋人など不正や嘘の現場に居合わせた、被害者になったという経験があったりするのではないでしょうか。

赤の他人ではなく、今回は自分も含めた(当事者)関係だった場合にどうするべきかを考えてみました。

相手と「どんな関係になりたいのか」を考えてみる

恋人・夫婦関係の場合、浮気や不倫と言うのが別れるきっかけとなるケースが多いのではないでしょうか。そんなときにもし「追及」を選択すれば、

・徹底的に追い詰める
・説教して謝罪を求めさせる

という行動を取ります。それによって追及された相手は罪悪感は持つと思いますが、形式上で謝ったり話をそらしたり言い訳をしたり、開き直ったりすることもあるでしょう。

さらにその後、追及した側は二度三度あるかも知れないとチェックする気持ちが心のどこかに出てきて、追及された側は監視されていると思って相手を避けたくなったりします。

じゃあ嘘や不正、浮気を見て見ぬふりして放置が良いの?

という声もありそうですが、最初に伝えた通り相手とどんな関係になりたいかと言う部分が重要だと感じます。

対象の関係によって様々だと思いますがサッカーの場合で考えると、追及することは相手に与える影響も含めて「するべきではない」と考えます。

その理由は、選手同士、もしくは指導者と選手という関係の中でミスなどに対して徹底的に追及しても、追及された側の選手は避けたくなったり、サッカーをすることが嫌に感じてしまう恐れがあるからです。

「チームの一員として今後もやっていく」という関係性があるのであれば、追及することより問題解決のために全員の問題として取り組むことが賢明ではないでしょうか。

不正や嘘を追及して、性格を矯正させることは出来るのか

刑法犯として摘発された人のうち、48%が以前に摘発されたことがある再犯者だった。また、23年に刑務所を出て、5年以内に再び罪を犯した65歳以上の高齢者のうち、4割は再犯に至るまで半年未満だったことも分かった。
刑法犯の48%が再犯者、高齢者は4割が再犯まで半年未満 平成28年版「犯罪白書」

犯罪とはまた違うという意見もあるかも知れませんが、不正をする人間を追及して、正しい道へと戻そうとしても、同じ過ちを繰り返してしまう人は犯罪の場合で約半分程度いるものです。

そう考えると、あなたの貴重な時間を相手との関係修復のために費やしたとしても、同じことを繰り返す可能性が半分ほどあるということになります。

「また懲りずに同じことを…」

とギャンブルやお酒、キャバクラや不正行為、嘘、浮気、失敗…に対して相手に感じることはないでしょうか。

「相手を変えたい」という思いはあったとしても相手も同じように「変わりたい」という意見が合致していない限りは時間の無駄となることも多々あります。

私も以前に会社で社員が不正を何度もしていたのを他の社員から相談され、実際に目撃して追及した経験があります。

その社員は、「もう二度としません。」と口にしたものの、その後も同じように不正をしました。そこで周りの社員に示しがつかないので退社してもらう旨を話をしたら、

「二度としません。」
「あの時の僕ではありません。絶対にしません。」

と言ってきましたが、彼をチェックする時間、頭のどこかにいつか不正をするかも知れないと考える時間など含めて時間のロスと考えて退社してもらいました。

追及することで解決する問題もあるとは思っています。

ですが相手に謝罪させて、相手に行動を変えさせて相手と良好な関係を築こうとすることはほぼ無理に等しいので、相手との関係をどうしたいかをちゃんと考えて行動した方が良いかも知れません。


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