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ネット上で投稿される「今」を見て「今感じたこと」で反応するに慣れてしまう危険性

こんにちは守屋です。

ネットの普及によって様々な情報シャワーを浴びるようになりましたが、その分だけフェイクニュースというのも多くなりました。

また、事実の一部分だけを切り取り掲載するという「切り取り記事」というのも多くなっています。

さらに言えばタイトルだけ過激にして中身をチェックしたら普通の内容だった。ということも少なくありません。

起こった出来事の背景より、目に飛び込んできた情報に反応する

批判する時に『炎上商法』と『宗教』という単語を使うヤツ、終わってる

このタイトルだけ見て、中身を吟味せず

「終わってるというやつが終わってる。」
「終わるわけがない。」
「これも炎上商法ですよね。終わってる。」
「自分もしてるじゃん批判ww」

などと反応してしまう人がネットには多いかと思います。

これが、直接本人に会って、その場でお話を聞くのであればこんな言葉で反応することはないかも知れません。

なぜ、こんなことが起こるのかと考えると「今」見せられたものに反応することが習慣化されてしまっているのではと感じます。

脳が一度インプットした人物には、イメージが変わることは滅多にない

初対面の人のイメージは第一印象である程度決まると言われていますが、ネット上でも同じことが言えるかと思います。

ネット上で「炎上」と呼ばれる対象者に対して、周りの投稿を目にするたびに自分の脳の中に

「この人は炎上するようなことを言っている人だ。」

と吟味することなくインプットし始めます。

すると対象者が素晴らしい行動や、社会活動をしたとしても、

「あれはワザとだ。」
「何か裏があるはずだ。」
「結局あの行動も戦略なんだ。」

と、フラットな視点でみることが出来なくなってしまいます。

つまりインプットされたイメージが脳内を侵食し、何をしても最初のイメージが覆ることが無いのです。

全ての人間がそういうわけではありませんが、ネット上では旬のネタに対して批判が多く、その投稿を見れば見るほどそのイメージはさらに強くなっていきます。

ライブ(自分で直接観る映像)以外、全てフィルターを通すことは当たり前

ライブ映像というのは隠しようがない事実であることは言うまでもありません。とくに自分の目で直接観るものであればなおさらだと思います。

しかしメディアや誰かの作成した記事というのは必ずフィルターを通して公開されます。

ロシアワールドカップで日本代表はベルギー代表に2-3で負けてしまいました。

スタジアムで観戦した人、ライブで観た人にとっては惜しかった。もう少しだった。あのカウンターは素晴らしかった。

など事実に基づき感想を言えますが、テレビで編集した場合は、

・日本の2得点がフォーカスされる
・感動をありがとう特集に切り替わる

という日本の良い部分だけを編集し視聴者に届けることで、テレビを観た人は日本代表の未来が明るいと事実確認することなく感じるでしょう。

ネット上では投稿される「今」を見て「今感じたこと」で反応することに慣れてしまうと事実確認することなく反応する脳が出来上がってしまいます。

全てのことを自分の目で確かめることは不可能かも知れませんが、ネットの世界では目に飛び込んでくる情報の大半は、何かしらのフィルターを通していることを頭に入れておくと良いかも知れません。

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