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バルカン半島放浪の旅

突然ですが、僕、新しい場所で暮らしたり、見たことのない国に旅行するの好きなんです。って今回のバルカン諸国の旅で気づきました。

このコロナのご時世ですが、住んでいる英国や欧州ではワクチン接種が進み、ノーマルな生活にすることに舵を切っております。今回の旅はすべて各国のコロナガイドラインに従い、また簡易テスト合わせて7回のコロナ検査を行い、無事陰性のまま帰ってこれました(神様に感謝)。

10年近く前香港に住んでいた時には、中国の西安から敦煌などを経由してウルムチに行くシルクロードを電車でたどったバックパック旅行も道中思い出しました。

1.今回の旅関連情報

モンテネグロ、アルバニア、北マケドニアの3か国。

都市は、ポドゴリツァ、コトル、ブドヴァ/シュコダル、ティラナ、ベラト/オフリド、スコピエの8か国

電車網は発達していない、速度が遅いので、全て都市間バス。最初はバスターミナルで係員に聞いて都度買っていましたが、途中インターネットでチケット販売サイトがあると知り、そこで時刻表替わりで見て、移動計画を立てました(チケットは予約できるが、紙にプリントするのが必要なため、ターミナルで買いました)。発車時刻は遅れるし、エアコンあまり効かないバスもあるので、なかなかスリルがあり楽しかったです(笑)

日本語サイトのバルカン半島周遊した方のサイトを旅途中で見つけ、バスターミナル情報や次の都市のルートの大いな参考にしました。

2:何が僕をこの放浪の旅に駆り立てたか

一言でいうと、趣味のゴールである、”100か国制覇”を達成するためにやってみたかったからです。Want toに生きる瞬間を体感したい欲求が、一気に高まりました。

また、家族が、日本に一時帰国しているので、このタイミングがチャンスでした。灼熱のバルカン半島の夏にバックパックでバス移動など、家族を連れては行けませんので(笑)。

結果から言うと、言って本当によかったです。

1:自分のやりたいことの一つが、冒険であることを思い出しました。ああ、だから、自分はアメリカ、アジア、ヨーロッパと渡り歩いてきたのだなぁと。
2:Want toに没頭する時間がどういうものか長く体感できました。もちろん旅行中も、夜や熱すぎる日中は仕事していましたが、Want toの時間とHave toの仕事の時間の差分と、以下にHave toの時間を効率的にやるか、など、これからの人生にいろんなヒントをつかめました。
3:そして、今まで知らなかった世界の、歴史や文化について学べて、この3か国が単なる地図上の国ではなく、僕にとってリアルな情報として感じられるようになりました。

3:興味をもったローカル文化

詳しい情報は、本やネットに任せるとして、僕個人の新たな気づきを中心に書きます。

1:多様な文化を包含

ギリシャ帝国、ローマ帝国、オスマン帝国、ベネチア帝国、さらに、ブルガリア、ドイツ、フランスなど、様々な強国の支配下に置かれます。宗教では、東方正教会(オーソドックス)とイスラム教のモスクが、隣り合って建っている珍しい光景を多々見ました。

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上は、アルバニアのシュコダルのモスク。ホテルの部屋が目の前で、拡声器で朝の4時ごろに、有難いコーランの音で起こされました(笑)。

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正教会(こちらは北マケドニアのスコピエ)は、カソリックとは違って、イエス・キリストは、人神一体説を取るそうです。十字架の彫像はなく、肖像画が信仰の対象で、肖像画のことをイコン(icon: 英語でアイコン)というそうです。

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壁の神聖な絵が、イスラム教国家により削り取られた教会もあった。

2:食べ物がおいしい

各国のローカルフードもありますが、ベネチア帝国の影響を受けて、ピザやパスタがとても美味しかった。しかも値段はイタリアよりも断然安い。

3:猫がいっぱい

なぜか街の道には猫がいっぱいいました。

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4:観光建物は廃墟が多い

中世の戦争で廃墟になって残っている城壁や砦が多かったです。火薬がない時代では有効でしたでしょうが、大砲が発明されてからは用がなくなったようです。

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また、この時計台はオスマン時代から唯一世界大戦の空襲爆撃に耐えて残っているポドゴリツァ唯一の観光建物でした。

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4:アドリア海や湖(オフリド湖、シュコダル湖)が自然資源

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コトルのアドリア海。城壁の頂上から。

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シュコダル湖。これも要塞の頂上から。

全ての町は、山や海/湖に囲まれた小さな都市でした。おそらく中東や東アジアからヨーロッパをつなぐ中間都市として、町が作られたんだろうと思います。

5:人がHospitality旺盛

コロナ下でもあり、ほぼ街に東アジア人がいない中、珍しいらしくいつもじろじろ見られました。ただ、人懐っこい人も多いので、こちらから笑いかけたり、英語を話すと、ニコニコして笑顔を返してくれました。

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15歳のRamizjano君

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サイコロっぽいカードを、同じ数字をつないでいくゲーム(っぽい)

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教会の受付のおじさんが、「お前と会った記念だ」、とギフトでカードをくれました

終わりに

今、コーチングの体験セッション(現在:期間限定無料)の録画を見直してみても、自分の表情が前より格段に柔らかくなっているのが、自分でも分かります。やはり、Want toの時間により多く生きると、充実感が上がり、自信もみなぎるのだな、ということを教えてくれる旅でした。

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来週、家族が日本から帰ってきます。久々に会えるのが楽しみです。


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