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俺が見てもいいの?って人が久しぶりに現れたのだ!

adidasの可愛いカバンに詰め込んで家に置きっぱなしにしていた「勇気のノート」

ひっさしぶりに、そのカバンごと会社に持って来た。

こんな機会は、もうないかなと思ってたので
『積み上げてみたよ!全冊集合!』とばかりにパシャっとね。全部で52冊ありました。
一冊紛失してるから、ホントは53冊なんだなこれが。懐かしいなぁと思いながらペラペラとロシアンノートみたいに読んでみた。

これが初代勇気のノートです。や→う→や→うって書いてるのは、山下君に最初に説明する時に書いたもの。山下から上村から山下から上村へ順番に書くんやでっていう意味で。
この初代に続く2冊目が紛失してしまいました。残念。

それにしても、入れてきたカバンが汚い事に気づいたのは持って来てから。

持って帰って洗ってこよっと。重曹が大活躍しそうやわ。キレイなカバンに入れて渡そう失礼やし。めっちゃ重たいけど。


興味を持ってもらって見てくれるだけでもありがたい!


先日たまたまその人と三浦君や山下君の現場の話しになって、その流れで彼ら二人の話しになった。その人は言われた。「彼らは俺らよりも凄い能力を持ってるんじゃないかなって俺は思って見てるんだよ」と。その人は工場長
この関西工場に工場長として来られて一年ちょっとになる。山椒は小粒でもピリッと辛いをそのまま人間にしたような人。今まで何人もの工場長が来られたが、自分の所にも我々下請けの者にも同じように厳しい人。年代はほぼ同じ。威圧してくる目線を送ってくるから送り返してやる。何でも自分が正しいと思うなよ!って念を込めながら。偉そうにしやがってと念を込めながら。こいつも大した事ないな……偉そうにしたいだけの人か……残念やなと呆れかけてた所だった。

が、しか~し

「おっ、きたきたきたきたぁ。超ひっさしぶりのチャーンス到来!」と僕は諦めかけてた
心の中の扉をすぐさま全開にした。「現実は綺麗事だけじゃ進みません。彼らと一緒に仕事をやって行くのも並大抵ではありません。でも彼らをもっと〇〇〇(元請会社名)の武器にしたってもらえませんか?」と伝えた。
これは元請の顔も下請けの顔もたってもらえたらという意味で。

俺もそう思ってるよ!

なんと嬉しい事を。今まで、そこまで話しが出来た人はいなかったから嬉しかった。まだ100%信用している訳ではないが…。

ホントならウチでやらないといけないんだけど、上村さん○○さん(弊社名)にやってもらってばっかりだものね。とも言われた。そのウチの社員さんも、ほとんどの人は直接自分で話しかけるとかをしようとしない。彼らに言いたい事は必ずといっていいほど僕らの方へ言って来る。それが関わる事だと思っているのなら大間違いだと僕は思っている。


そういう思いもあって、せっかくのチャンスでもあるので、「せっかくやから、ちょっと来て下さい」と僕達の休憩室まで工場長に来てもらった。


これ読んでみてもらえますか?


そこにある分だけの勇気のノートを見せた。
4、5冊あったものを見せた。読んでもらった方が話しが早いと思ったから。うわぁ~と前置きしながら工場長が言った。

俺が見てもいいの?

どうぞ見て下さい。僕達のこれまでを読んで下さい。そのままで書いてますからオモロイですよ。放送禁止用語も入ってますけど、よろしかったらどうぞ。おそらく50冊くらいはありますよ。家に置いてるので全部持ってきますよ。どうぞどうぞ。

ホントにいいの?俺も仲間に入れてもらったようでうれしいよ!
全部は読めないかも知れないけど
見せてよ!

って言ってくれた。ただの厳しいだけの人じゃないんやな。と見直した。頭の賢い人、自分は頭がいいと思っている人、理屈が上手い人、プライドの高い人は特に、彼らと付き合うのは難しいやろなと僕は実際彼らと接してみて感じている。まぁやってみなはれといつも思っている。だから、そういう施設の職員さん方は凄いなと思う。毎日毎日、何人も何十人も付き合っておられるのだから。僕は一人か二人で精一杯やわ。こっちがおかしくなるわと思う時もありますよ実際。ホントに。


今日は日曜、そして月曜日には綺麗になったカバンに勇気のノートを入れ直して渡せると思います。

さて読んでもらって何を感じてもらえるのか楽しみです。

忘れた頃にやってきたチャーンス!
さて、どうなりますやら。そんな事を思っていると久しぶりに二重の虹がみれたのでなんかいい事あるかもしれませんですな。

落ちがついた所で、これにて一旦落着いたします。読んでもらってありがとうございます

失礼いたします。

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