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感情を伝えると相手との距離感を近づけることができる理由

「私の気持ちって伝わっているのかな…」

会社生活や家庭での会話の中で、自分の気持ちが伝わっているか不安を感じることがあります。
会社生活においては取り組んでいる仕事対して

「他者貢献が出来て楽しい」といった前向きな気持ちなのか」
「苦手なジャンルだから作業を進めるのが苦しい」


という後ろ向きな気持ちなのかが、伝わっているかというのは大きな分岐点になります。
前向きな気持ちを伝えることが出来れば、安心な環境にいることを伝えられます。

後ろ向きな気持ちを伝えることが出来れば、今いる環境を変えてほしいという話に繋げられるでしょう。

では、どうすれば相手に気持ちを伝えることが出来るのでしょうか。
気持ちを伝えるには、感情を伝えることを意識してみて下さい。

具体的には「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「苦しい」等の感情を具体的に伝えることです。

感情を伝えることのメリットは2つあります。

1つ目に、相手へ自分の気持ちを知ってもらうことが出来ます。
自分の気持ちを伝えるのですから、相手に知ってもらえるのは当然です。

ですが、基本的に私達は相手が何を考えているかは分かりません。
自分の気持ちを察して欲しいという思いはありますが、まずは自分の気持ちを口に出して事実として伝えて下さい。

2つ目に、自分の気持ちを消化することが出来ます。
自分の気持ちを伝えるには、頭の中で話をまとめる必要があります。
頭の中でまとまった話を、自分の気持ちをのせて伝えることで、感情が高ぶった原因に気づけます。

また自分の気持ちを口に出すと、改めて自分の言葉に耳を傾けることが出来ます。
自分の言葉に耳を傾けることが出来れば、自分自身を承認できるようになり、自己肯定感の向上にもつながります。

日本で生活している私達は、感情を伝えることが苦手です。
理由は、子供の頃から「我慢しなさい」と言われ続けているからです。

日本人は我慢することを美徳とした価値観を持って大人になっていくので、会社生活で自分の気持ちを伝えることは悪いことだと感じてしまうのです。

しかし本当は、自分の気持ちを伝えられるということは自分にも相手にもプラスに働きます。

自分にとっては、今の環境の良し悪しを伝えられ、自己肯定感も増します。
相手にとっては、あなたの気持ちが分かるから改善方法や、歩み寄り方が分かります。

自分の気持ちを口に出して伝えることで相手との距離感を縮めて下さいね。

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