「はい」と答えるのは『安心』『安全』を盾にされている
「何だか妙に納得させられてしまう…」
何かを契約する時や、行動する時に相手からの言葉に流されて行動を決めてしまうことはありませんか?
実は、第三者によってあなたから「はい」の言葉が引き出されているかもしれません。
私達が何かを行動する時には、様々な要因を元に決断をしています。
物を買う時には価格や、品質等を検討するでしょう。
例えば、あなた一人で買い物をしている時は「値段が安く、お得な物を買いたい」という思考を元に商品購入を決断しますよね。
ではこの時、第三者がいるとどうなるでしょうか。
あなた一人で買い物をしている時は「値段が安いお得な物を買う」という思考でいましたが「家族の健康を考えると、安全で品質の良い物を提供したいですよね。」
このような言葉を掛けられた時「はい」と答えたくなります。
これは見栄や倫理観といった観点以上に、私達は『安心』『安全』に対して過剰な反応を示すため。
歴史を遡ると狩猟をしていた時代や、戦争をしていた時代がありました。
過去の歴史を振り返れば、食糧難や明日の生活もままならない状況に陥ることが多々あったことは想像に難しくないですね。
このような歴史がある中、私達が安心でき、安全に生活することが当たり前に感じられる様になったのは、実はつい最近です。
ですので『安心』『安全』は心理的にも大切で、かけがえのない状態だと察知しています。
また、子供の頃から親や先生等に『安心』『安全』の大切さを教えられているので「私は安心よりも、価格の安いものを選びます。」と発言しづらい社会にいることも分かりますね。
『安心』『安全』は大切なことなので、第三者から注意喚起として声を掛けられることはあると思います。
ですが、あなたが答えた「はい」は、あなたが考えた本当の答えですか?
相手に発言をコントロールされた状態では、余分な契約や、やりたくもないことをするきっかけになるでしょう。
相手にコントロールされない様にと『安心』『安全』を引き合いに出された時は、少し警戒してみましょう。
そして、あなたの考えをまとめることに集中し、あなたにとって納得のいくスッキリした答えを出してみてくださいね。
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