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他人に期待しない生き方のススメ

⓪はじめに

みなさんこんばんは。
メンヘラおじさんことシンゲキ所属サイトウです。

あ、今。
このnoteのタイトルを見て「まぁなんて薄情な人!ブロックしてやる!」と思いましたね?
これがメンタリズムです。

いやいやちょっと待ってください。確かにタイトルは少々物騒ですが、僕がここで言いたい「期待する」は皆さんの思うそれとは若干違う可能性があります。
まずは話を聞いてみてください。
ブロックするのはそれからでも遅くないからね。

①「他人に期待しない生き方」とは?

さて、早速本題です。
「他人に期待しない」って、どういうことでしょう?

皆さんのイメージ的には恐らく
「あいつに期待するのはやめよう」「あの人のことなんてどうでもいい」「あの人には興味が無い」
みたいな事だと思ってませんか?

確かに期待しないと聞くとそんな冷ややかなイメージを抱くかもしれません。

しかし僕がここで言いたいのはズバリ、
「他人に自分の理想を押し付けない」です。

この世の中の人間のほとんど全員は他の人との関わりの中でこそ生きていられます。みんな誰かと繋がってるんです。仲が良かったり信頼していたり、逆に苦手だったり恨んでいたり、どんな関係も大きく括れば全て「人間関係」です。

ここでは特に仲のいい人、親密な人との関わりを例にあげて説明しますね。

こんな経験はありませんか?
あなたにはとても仲のいい友達(Aさん)がいます。
あなたはAさんとまた今度ご飯行こうね〜とふわっとした口約束をしました。
時間は流れて次の週末、今日ご飯誘おっかな〜とインスタのストーリーを見てみると、Aさんが共通の友人(Bさん)と二人でご飯に行っています。
それ自体は別になんの問題もないのに、なんだかモヤモヤする……Bさんより自分の方が仲良くない?なんで自分を誘わないでBさんとご飯に行ってるんだ……

すごい雑でガバガバな例ですが、こんな経験ありますよね?
まぁあるっていうテイで話しますけど。

まさにこれが僕の言うところの
「他人に期待をしている状態」です。

だって実際に今度の週末ご飯いこうね!って誘ったわけでもなければ自分の方が仲がいいよね!?と確認した訳でもない。
言ってしまえばそれは全てあなたの思い込みです。
あなたは友達に自分の理想の姿、行動、思考を知らず知らずのうちに脳内で強要していたんです。

そのとばっちりを受けた友達からすると「そんなもん知ったこっちゃねえよ」って話ですよね?
だって明言されてるわけでも約束した訳でもないのに何を機嫌悪くしてんの?って話です。そりゃそうだ。

でもあなたはというと裏切られたかのような、悲しい気持ちになっていますよね?それもまた事実。
でも相手は悪くない、じゃあどうすればこの怒りは、悲しみはおさまるのか???

そこで改めて本題の
「他人に期待をしない」という考え方の出番です。

相手に自分の理想を押し付けない、こうあるはずだ、こうしてくれるだろう、という希望的観測を捨て去ってください。
もし相手になにかして欲しければきちんと口に出して言う、変えて欲しいところは変えてと言う、たったそれだけの話です。

ね、簡単でしょ?


②Youはなぜこの思考に?

何を隠そう僕も他人に期待をして勝手に裏切られていました。
まぁ裏切られちゃないんだけどさ。
そうやって傷ついてモヤモヤして、でもその憤りをどこにも吐き出せずさらにモヤモヤが溜まる……
はい、典型的な負のループです。ウケる。

そんなある時ふっと思いました。
他人に期待するのをやめようと。

しかしながら僕はつい最近まで「他人に期待しない」ことを「他人との関わりを極力減らして深くまで踏み込まない」ことだと考えていました。
まさに最初のところであげたイメージのようなもんです。

でもぐるぐる頭の中で思考を巡らせているうちに気づきました。
あ、俺は「他人に理想を押し付けない」ことをすればいいのか、と。

他人との関わりを減らすのは確かに期待しないことにもなります。自分を守る方法としてはひとつだろうと思いますが、でもやっぱりそれって寂しいじゃないですか。

こうやって今演劇をやっていて、マジで人生でいちばん楽しい時期です。
でもそれまでが楽しくなかったわけじゃない。
今までは100点満点で楽しかったけど、今は2500億万点で楽しい、なんかそんな感じ。

知らない人と知り合って、仲良い人の知らなかった一面を知って、やっぱり他人との関わりなくしては生きていけないんですよ人間って。

だけどそういう心の機微やモヤモヤ、イライラ、そういったものがあるのもまた事実。結局上手にコントロールしながら付き合っていくしかないんですよね。
まあなんせそれが難しいんですけど。

もちろん上手くいかない時はあります、割り切れない思いだったり無性に腹立ったり、誰かのことがすごく気に食わなかったり、そういうことはあるんです。

あるってことを分かって、受け入れてやるしかないんです。

自分だけは自分の味方でいてやろうって、そう思ったんですよね。

だから自分のためにも他人のためにも、僕は
「他人に期待をしない生き方」をこれからも続けていきます。

また何かあれば。
それでは👋

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