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連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(60)


(60)

「この公園今日は人少なくない?」ダイスケは公園全体を眺め、アカリに尋ねた。

「そうね。私たちの結婚をお祝いしてくれてるんじゃない?」

「お祝い?」

「そうよ。神様がこの公園を私たち二人に貸し切りにしてくれたのよ」

「そういうことか」

「思い出したわ。このすみれ色の橋。ダイスケと昔一緒に来たのよね。そのとき夕焼けもすみれ色でこの橋の色と同じで、すごく幻想的だったの」

「それは幻想的な風景だったかもだね」

「ダイスケも一緒に見てたのよ」

「気付かなかったなあ。そのときにその話ししてた?」

「話はしてなかったかもしれないわね。私が心の中でその風景が綺麗だったって思って覚えてただけかもしれないわね」

「今度、そういうことあったら俺にも教えてね。共有したいからね」

「わかったわ」

ダイスケとアカリはすみれ色のすみれ橋を渡っていた。

つづく


※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。

もうかなり詰まってます。ギリギリのギリギリです。締め切りに追われる作家さんはこういう気持ちなのかなと思いつつひねってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。

そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。

三人称で書くことに難しさを感じています。


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