【早起きできたら日記7】 ダメだった過去の自分を許す

6:20起床。昨日は久しぶりに少し早く寝た。お母さん業の関係で、どうしても夜の作業、打ち合わせが多くなる。ご飯支度〜寝かしつけまで、16:00ー21:00は仕事ができない。独身の時は普通に会社にいた時間だ。ミーティングが入ったり。集中力が切れてきて、お菓子を頬張り「さあ、あとひと踏ん張り」と仕事に向かっていた時間だろう。--私はある時期から完全に「働く」コンプレックスだった。正社員、契約社員として、企業を3社経験したが、ほぼ挫折しか知らない。組織ならありがちな無駄な慣習や理不尽にぶち当たるたびに、それを受け入れられずもがく。そして最終的に会社に向かう足取りが重くなり、心が病んでしまうのだった。「なんと弱い」と、自分を責め続けてきた。

そんな私でも、楽しかった仕事はある。文具メーカーに勤めていた頃の「カタログ制作」。商品全体の分類を考える。特集記事の企画を考える。新商品の紹介文を考える。全体の魅せ方を考える。とにかく「どうやったらカタログを読む人に伝わりやすいのか」を考え、同僚と相談しつつ制作会社にディレクションする。印刷物なので間違いのないように、最後の校正作業は緻密な間違い探し。訳のわからんミスを見つけた時はみんなで笑ったものだ。なぜか「制作が佳境に差し掛かったら行く」ことになっていた坦々麺屋が美味しかった。最後に残った汁に白米を投じたらうまいのだと勧められて、そうしていた。そんなことまで覚えてる。

あの時期は、体的にはきつかったけど楽しかった。確かに若くて体力もあったけど、それだけが支えではない。その仕事に心が動くこと、良好な人間関係。突き詰めればこの二つがベースだろうと思う。その後の社会人生活で精神的にベッコベコのヘニョヘニョになった私だが、今は大好きな人達、素敵な人達と関わりながら、心から「面白い」と思える仕事に向き合っている。その事実が、「駄目だった過去の私」を少しずつ癒す。そして、周りに癒されているだけではなく、そろそろ自分でも「自分を許す」をしていこうと思う。今日、この時間自分に向き合ってみて、楽しかった時期も思い出してみて、そう思った。

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