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日本株投資戦略と戦術
日本株の騰勢が続いている。大きな相場のうねりであると思っている。株式投資を30年以上やっているとこのような相場に何度か遭遇する。
この機会を捉え、資産をどれだけ増やせるか個人投資家にとって非常に重要であると思っている。過去のブログで何度も言及しているが、多くの株の専門家が年前半は調整、後半にかけて相場は上向くというのが年初のコンセンサスであった。
相場は専門家コンセンサスの逆をいくのが筆者の経験であり、大きな相場のうねりは捉えられたと自負している。
株式投資は大きな視点、戦略的観点からは、例えて言うと大河の川の流れに逆らわずうまく乗ることであると思っている。相場が上に行きたがっているか流れを捉えるのが戦略、大河の中でも流れの早い箇所、遅い箇所、停滞している水たまりがある。流れの早い箇所を先回りして、その早い流れにうまく乗るのが戦術であると考えている。
225主導でバブル以降の高値を継続的に更新しているが、この相場にうまく乗れていない個人投資家が多いらしい。ここまでは、買いの主体は外国人、外国人が買うなら名の通った大型株、また生成AIという材料から半導体銘柄。半導体銘柄の投資配分を増やしていこう、こういった戦術的な行動が必要である。
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半導体銘柄の代表格であるレーザーテック、アドバンテストのチャートだ。
高PERのレーザーテックは比較的調整が進みGC出現、アドバンテストは25日線待ちの状況かと思われる。
相場の先導役であった半導体がひと休みの状況である。さてそれでは流れの中心はどこにくるのか、イマジネーションを働かせる。株式投資の醍醐味である。
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相場は循環物色する。小型成長株に資金が循環してきたかもしれない。個人投資家の戦術として先回りしているか。小型成長株は、数年インターバルで上下動している。相場が上向きの勢いがつくと銘柄の指標を無視して舞い上がる。個人投資家にとって資産を大きく短期間で増やすチャンス。
筆者はバフェットではないので、10年、20年と成長する銘柄を見分ける力もなく、また相場低迷時に付き合える胆力もない普通の個人投資家である。ただ自らの資金を投資してきた経験が多少ある。これから投資を始める個人投資家は、大河の流れ、流れの中心がどう変わっていくか、勉強してほしいと思っている。
最後に戦略、戦術を間違えたと判断したら素直にかつ即座に作戦変更すべきである。
年初以来、筆者がどう向き合ってきたかのちほどブログで公開したい。
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